「たまに食べたくなりますよね、だし巻き」。個人でゲームを作っているWAQKさんが10月11日の夜、この一言を添えてXに動画を投稿した。紹介したのは、卵を流して、焼いて、巻く無料のブラウザゲーム『だし巻き』だ。うまく焼ければ金色の「幻の出し巻き」になる。失敗すると、天ぷらのような衣をまとったり、真っ黒な炭になったり、ねじれてドリルになったりする。遊び方のページでこの一覧を読み、ドリルのところで笑ってしまった。
たまに食べたくなりますよね、だし巻き
— WAQK(ワック) | 個人開発 (@WAQK12674) 2026年10月11日
リプ欄から無料で巻けます
#gamedev #ゲーム制作
引用:WAQK(ワック) | 個人開発(@WAQK12674)のポスト
投稿は10月14日19時45分時点で、表示が約466万回、いいねが約1万3,900件、リポストが約2,550件に達した。ゲームのサイトによると、14日22時台の時点で92万回以上遊ばれている。
01点数は出ない。結果は切った断面と一言だけ
画面には本物そっくりの玉子焼き器があり、火加減、油のひき方、卵液を流す量、泡のつぶし方、巻き方で出来が変わる。手順は決まっておらず、道具をどの順で使ってもいい。ただ、やりすぎも、やらなさすぎも、そのまま焼き上がりに出る。
完成したら皿に移し、包丁で切る。出てくるのは断面と一言のアドバイスだけだ。少し惜しいと「一流料亭の出し巻き」、欠点がいくつかあると焦げたり曲がったりした出し巻きになる。
遊び方のページには、コツも書いてある。火加減は最初から最後まで「強めの中火」が目安で、卵液を少し垂らして「ジュッ」と鳴れば適温。卵液は1回に全体の4〜5分の1くらいずつ流し、4〜5回くり返して巻く。スマホの縦画面とパソコンの両方で遊べて、日本語と英語を切り替えられる。
02実況・配信は自由、収益化してもいい
サイトの運営者情報には、YouTubeなどでの実況・配信・紹介は自由で、収益化している配信や動画でもかまわないと書かれている。利用条件でも、ゲームの紹介が目的なら収益化した配信や動画で使ってよいとしている。説明欄にゲームのURLを書くと、WAQKさんが喜ぶそうだ。
一方で、ゲームのプログラムや画像、音を無断で複製・改変して別のサイトやアプリで公開することや、少し変えて自分の作品として出すことは禁止されている。ほかのゲームの配信ルールは、メーカーごとのガイドラインの記事で紹介している。
03ななしいんくの天絆ささはさんも深夜に配信
『だし巻き』は、VTuberの配信にも登場している。ななしいんくの天絆ささはさんは、10月13日22時37分から約2時間、YouTubeで『だし巻き』を遊んだ。配信の題名は「そ う は な ら ん や ろ !!!」。概要欄には、遊んだゲームとしてURLを載せている。アーカイブは14日夜の時点で8,000回以上再生された。14日には、新人VTuberのゆんちゅるさんも配信している。
04作者は2026年に個人開発を始めたシステムエンジニア
WAQKさんは、システムエンジニアとして長くいくつものプロジェクトに関わり、2026年から個人でゲームを作り始めた。サイト「WAQK GAMES」では、インストールも会員登録もいらない無料のブラウザゲームを9本公開している。企画から運営まで、すべて1人で手がけているという。『だし巻き』を出す2日前の10月9日には、粘り気を決めてスライムを流しこむ物理パズル『スライム流し』も出していた。
編集部のひとこと
失敗作の行き着く先が、炭とドリルなのがずるい。焼いている間は出来が分からず、包丁を入れて初めて結果が出る。配信なら、その瞬間をコメント欄と一緒に見られるのがいい。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
