重力は地球の5分の1。高く跳び上がれば、大きく育った植物を見下ろせる。フラワークリエイティブスタジオのplanticaが、VRChatの公式ワールド「Cosmic Wonderland」を10月23日に一般公開する。テーマは「未知の惑星の植物園」で、ワールドのディレクションと制作は株式会社Vが担当した。公開初日の20時から23時までは、ワールドの中でお披露目のリスニングイベントが開かれる。
植物園に並ぶのは、実在しない植物だ。発表では「存在しそうで存在しない、けれどどこかで見たことがあるような植物」と説明されている。大きく育ったものや光を放つものには、未知の惑星の環境にちなんだ設定があり、その設定を読める架空の植物図鑑まで置かれている。図鑑まであると知って、少し笑ってしまった。本物の植物園と同じ凝り方だ。
01入口から研究室まで4つのエリア
| エリア | どんな場所か |
|---|---|
| CORRIDOR | 入口から植物園へ進む導入のエリア |
| HALL | ステージを中心にしたドーム状の空間。惑星やオーロラを眺められる |
| TRAIL | 大きく育った植物の間を歩いて探索するエリア |
| LAB | 標本や説明パネル、24種の架空植物の図鑑で、植物の構造や生育の設定を読める |
ワールドの名前と説明は日本語と英語に対応し、LABの図鑑も2つの言語で読める。発表によると、エリアごとの植物の大きさや数、色味のバランスにもこだわったという。
02作品の展示室になるはずだった
planticaは、フラワーアーティストの木村貴史さんが率いるスタジオで、花にかかわる空間演出やインスタレーション、テキスタイルやプロダクトのデザインを手がけている。公式サイトには、SHEINやトヨタ・レクサスとの仕事が並ぶ。
発表によると、このワールドは当初、planticaの作品を展示する空間になる予定だった。VR空間だからこそ普段とは違う表現に挑戦したいという木村貴史さんの意向から、「未知の惑星の植物園」という構想が生まれたという。
制作を担当した株式会社Vは、10月14日に公開されたHondaの公式ワールド「道の駅常総」の制作も手がけた(記事はこちら)。今回のアーティスティックディレクターは古谷茂利さん、ワールドの音楽は塩谷雄介さんが担当している。
0323日20時からのリスニングイベント
公開を記念したイベントは、10月23日20時から23時まで、ワールド「Cosmic Wonderland[JP/EN]」で開かれる。ワールドのBGMを手がけたDJの塩谷雄介さんが、自作の曲を中心にアンビエントな音楽を流し、参加者はそれを聴きながら植物園を歩ける。
- 会場:誰でも入れる「グループパブリック」のインスタンス。当日、グループのページかワールドのページから入る
- グループへの参加は不要。参加するとイベントやワールドの新しい情報が届く
- 会場の人数には上限がある
- イベントの対応環境はPC版のみ
ワールドのページはVRChatの公式サイトにあり、イベントのグループはこちらから見られる。
編集部のひとこと
重力が5分の1と聞いて、まずは植物そっちのけで跳ね回る自分の姿が浮かんだ。ひととおり跳んで気が済んだら、LABの図鑑を開いて、気になった一株にどんな設定が書かれているのかを確かめに行きたい。
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