「ほろ苦い(bittersweet)」。協力登山ゲーム『PEAK』の開発チームは、家庭用ゲーム機版の発売を伝えるお知らせに、そう書いた。PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2版が発売され、Steam版を持つ友だちともクロスプレイで一緒に山に登れるようになった。一方で、大型のアップデートは今後予定していない。
お知らせは、Steamのニュースに日本時間10月23日0時付で投稿された。PlayStation Storeの日本の商品ページでは、PS5版の発売日は10月23日になっている(海外の発表では10月22日)。
動画:Aggro Crab公式YouTubeチャンネル
01PS5・Xbox・Switch 2とSteamで、最大4人が一緒に登れる
『PEAK』は、道に迷った自然探検隊(スカウト)になって、不思議な島の中心にある山の頂上を目指すゲームだ。助け合って岩棚を登り、ロープを張りながら進む。ひとりでも遊べ、オンラインでは合計4人まで一緒に登れる。
家庭用ゲーム機版とSteam版のプレイヤーは、数か月前に追加された「ルームコード」で合流する。ただし、Steam版で集めたバッジなどの進み具合は、ほかの機種には引き継げない。開発チームはお知らせで、バッジを集め直すか、初めて遊ぶ友だちの道案内役になってほしいと書いている。家庭用ゲーム機のプレイヤーと遊ぶときは、MOD(改造データ)は基本的に使えない。手元だけで動くMODなら動く可能性はあるが、保証はしないという。
PlayStation Storeでの価格は1,210円、Steam版は880円(いずれも10月23日時点)。PlayStation Storeの商品ページによると、PS5版でオンライン協力プレイをするには、PlayStation Plusへの加入が必要だ。PS5版は、Steam版の発売後に配信されたアップデートの中身をすべて含むという。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応機種 | PC(Steam)、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2 |
| 日本語 | 表示に対応(音声は英語) |
| 開発 | Team PEAK(Aggro CrabとLandfall) |
| Steam版の発売 | 2025年6月17日(Steamの日本語ページの表記) |
02始まりは、ソウルでの1か月のゲームジャム
『PEAK』を作ったのは、アメリカ・シアトルのAggro Crabと、スウェーデン・ストックホルムのLandfallの2つのスタジオだ。PlayStation Blogに載った開発チームの寄稿によると、始まりは2025年2月。両社の開発者7人が韓国・ソウルのアパートを借り、1か月のゲームジャム(期限を決めてゲームを一から作る催し)で作った。
そのゲームのSteamのレビューは、10月23日時点で30万件を超えている。1か月のゲームジャムから始まったゲームとしては、驚く数だ。
03大型アップデートは8月で最後、マップは208種類が入れ替わり続ける
開発チームによると、最後の大型コンテンツアップデートは8月に配信済みだ。家庭用ゲーム機版の発売で大きな作業は終わり、今後は不具合の報告に対応しながら、細かいところを仕上げていく。
2週間ごとの更新がなくても繰り返し遊べるように、208種類のマップを追加し、それが入れ替わり続けるようにしたという。大型の更新は予定していないが、ゲームが消えるわけではないとも書いている。お知らせに載ったパッチ3.0.0では、しゃがんだ仲間に歩いて近づくと、また肩に乗れるように直された。
04配信・動画のルール
『PEAK』の利用規約(EULA)には、自分が遊んでいる録画をTwitchやYouTubeなどに投稿してよいと書かれている。条件は、良識の範囲で使うこと、販売元の権利を侵害しないこと、悪意をもって使ったり、販売元やゲームの評判を落としたりしないこと。収益化や、事務所に所属する人の扱いについての記載は確認できなかった(10月23日時点)。
05『PEAK』を配信しているVTuber
V/WIREが登録者数などを測っているVTuberのうち、この30日に少なくとも10人が『PEAK』を配信・動画にしていた(V/WIRE調べ、YouTubeの題名から)。最大同時視聴者数が多かったのは、ミリプロの小廻こまさんと夕霧レイさん、にじさんじのエリー・コニファーさん、個人勢のアノ・全照寺さんと星海久澪さん。10人のうち7人が個人勢だった。
06遊ぶときに見たいページ
編集部のひとこと
1か月のゲームジャムから始まったゲームが、1年4か月でPCと3つの家庭用ゲーム機に広がった。更新が止まるのは寂しいが、208種類のマップが回り続けるなら、まだしばらく同じ山で遊べる。PC組とSwitch 2組に分かれていた友だちが、ルームコード1つで合流できるのはうれしい。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
