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個人勢NEWS — 2026.10.13 19:40

ロケット打ち上げを実況する宇推くりあさんに、群青財団がスポンサー 1年半の資金提供、活動内容には干渉せず

一般財団法人群青財団は10月13日、ロケット工学系アイドルVTuberの宇推くりあさんのスポンサーになったと発表した。1年半にわたって資金を出し、活動内容には干渉しない。

文・V/WIRE編集部 更新 2026.10.13 19:40 読了 約2分 XLINE
ロケット打ち上げを実況する宇推くりあさんに、群青財団がスポンサー 1年半の資金提供、活動内容には干渉せず

情報通信技術と近代海事史の記録を守る一般財団法人群青財団(大阪府高槻市)が10月13日、ロケットの打ち上げを実況するVTuber・宇推くりあさんのスポンサーになったと発表した。資金の提供は1年半続き、財団は「活動内容への干渉は一切行いません」としている。スポンサーの発表に、この一文がはっきり入っていることに少し驚いた。

01個人の「サイエンスコミュニケーター」を支える第一弾

群青財団は来年度から、人文社会科学や自然科学のサイエンスコミュニケーションを支える事業を本格的に始める。宇推くりあさんへのスポンサーはその第一弾で、支援の対象は個人で発信している人だ。財団は今後も支援先を広げる予定としている。支援の金額は、10月13日時点で発表されていない。

財団が理由に挙げたのは、ロケット工学の専門的な知識を、YouTubeで分かりやすく、熱量をもって伝えていることだった。

02打ち上げがあれば、ライブで解説する

宇推くりあさんのYouTubeチャンネルの説明欄には、「日本語でロケット打上解説実況をしています」とある。ここ2週間ほどのライブ配信の題名を見ると、スペースXのFalcon 9やFalcon Heavyの打ち上げ、国際宇宙ステーションに到着する宇宙飛行士、地球に帰還する宇宙飛行士、韓国のロケット「ヌリ号」の打ち上げが並ぶ。

ヌリ号の回の概要欄には、「발사(パルサ):打ち上げ(発射)」のように、韓国語のロケット用語に読み方と意味を付けた一覧が載っていた。ここまで準備して実況に臨むのかと感心した。

動画:韓国のロケット「ヌリ号」の打ち上げを解説した配信のアーカイブ(宇推くりあさんの公式チャンネル)

公式サイトによると、デビューは2020年10月。2023年2月のH3ロケット試験機1号機の打ち上げ解説配信では、同時接続が7,000人を超えた。2025年1月には、内閣府の準天頂衛星システム「みちびき」のアンバサダーに就いている。

2026年度は、アニメ『ラブライブ!スーパースター!!』とJAXA宇宙科学研究所のコラボで、Liella!とJAXAの「橋渡し」役を務めている。コラボのために描かれたイラストには、Liella!のメンバーと宇推くりあさんの12人が、そろいのジャケットで並ぶ。本人も10月8日、「ラブライブ!シリーズから個人VTuberのグッズが出る…だと!?!?」という題名で配信している。

03宇推くりあさんを見に行くなら

配信はYouTubeの「宇推くりあ -★Clear Usui Rocket ch.★-」で、Xは@clearusui。配信の題名には「#宇推くりあ」のタグが付いている。

編集部のひとこと

海外のロケットの打ち上げも、日本語で解説してくれる人がいるだけでぐっと見やすくなる。財団が1年半、活動内容に口を出さずに資金を出すと決めたことで、その解説がこの先も続いていく。宇宙好きの一人として、うれしい知らせだった。

V/WIRE編集部

VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針

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