『ウマ娘 プリティーダービー』は、Cygamesの配信ガイドラインを守れば、個人・法人を問わずゲームプレイを配信できます。収益化は、ガイドラインが挙げる指定のプログラムに限られます。いちばん気をつけたいのは、第三者の商品やサービスを宣伝する案件で、Cygamesが別途許諾した場合を除いて対象外です。
01配信してよいか:個人・法人とも、日本国内が対象
ガイドラインは冒頭で、守る限り「個人・法人、営利・非営利を問わず著作権を行使いたしません」と書いています。事務所所属の人にだけ別の条件があるわけではなく、個人も法人も同じ条件です。
適用範囲は日本国内に限られます。ガイドラインに「日本国内のみを対象」と明記されているため、海外向けに配信する場合や、海外版を遊ぶ場合は、この文書の対象外です。同じ文書は『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』や『グランブルーファンタジー』など、Cygamesの別タイトルもまとめて対象にしています。
02収益化:指定のプログラムだけ
収益化できるのは「次に指定した収益化プログラムシステムによるもの」に限られます。一覧にあるのは次のとおりです。
| サービス | 指定されているプログラム |
|---|---|
| YouTube | YouTubeパートナープログラム |
| Twitch | Twitchアフィリエイトプログラム、Twitchパートナープログラム |
| ニコニコ動画・ニコニコ生放送 | クリエイター奨励プログラム、ニコニコチャンネル |
| TikTok | 動画ギフト、TikTok LIVE Gifting |
| Instagramサブスクリプション、Instagramボーナス、Instagramライブ配信バッジ | |
| そのほか | Facebook(パートナー収益化)、TwitCasting(ツイキャス・ライブ収益)、Mirrativ(ギフト)、mellow-fan(OPENRECクリエイターズプログラム)、SHOWROOM(ギフティング)、ミクチャ(応援アイテム) |
指定は「随時更新される」と書かれているので、投稿の前に最新のページを確かめてください。一覧にないサービスの機能は、このガイドラインでは収益化の対象として挙げられていません。YouTubeについては「YouTubeパートナープログラム」と書かれているだけで、スーパーチャットやメンバーシップの個別の記載はありません。
03このゲームで気をつけたい3つの点
1. 長い動画には実況やコメントが要る
「2分30秒以下の短い動画を除き」、投稿する動画や静止画には実況音声やコメントを加えるなど、創作性が求められます。取り込んだ動画をそのまま出すこと、他人の動画の転載、イラスト・ムービー・音楽の鑑賞が主な目的の投稿は対象外です。
2. コラボ素材を含む収益化は対象外
収益化する場合、「第三者が権利を有するキャラクター・イラスト・楽曲・音楽データなど」を含む投稿は対象外とされています。Cygamesのタイトルが他社とタイアップやコラボをした場合の素材が、これにあたります。ただし、ガイドライン対象のCygamesのタイトル同士のコラボは例外です。
3. 指定の配信禁止区域と、企業案件
ゲーム内で別途指定されている配信禁止区域は対象外です。今回確認した範囲では、具体的な区域名はガイドライン側には書かれていませんでした。また、第三者の商品やサービスの宣伝になる内容は、Cygamesが別途許諾した場合を除き、投稿の削除を含む法的手段の対象になる場合があります。一方、ガイドラインとその許諾に関する問い合わせには答えないと明記されていて、専用の申請手順も書かれていません。
04二次創作は別の決まりがある
ゲーム画面ではなく、ウマ娘のイラストや動画を作って出す場合は、作品の公式サイトにある別の二次創作ガイドラインが関わります。そこでは、商業利用や営利を目的とするもの(いわゆる「同人活動」の範囲を超えるもの)が対象外とされています。配信の収益化とは別の決まりなので、グッズ化などを考えている場合は読み分けてください。
05V/WIRE調べ:このゲームを遊ぶVTuber
V/WIREが計測しているVTuberのうち、『ウマ娘 プリティーダービー』を配信または動画にした人は53人です(V/WIRE調べ、11月6日時点)。内訳は個人勢41人、企業勢12人で、配信126本、動画29本が確認されています。個人勢が多数を占めるゲームです。
ゲームの情報は V/WIREのゲーム名鑑のページに、ほかの配信ガイドラインはゲーム配信ガイドライン一覧にまとめています。
06よくある質問
事務所に所属していても配信できますか。
できます。ガイドラインは個人・法人、営利・非営利を問わず対象としていて、事務所所属の人向けの別の条件は書かれていません。
Steam版とスマホ版で決まりは違いますか。
ガイドラインは対象タイトルとして『ウマ娘 プリティーダービー』を挙げていて、プラットフォームごとの区別は書かれていません。
海外から配信する場合は。
ガイドラインは日本国内のみを対象としているため、海外には適用されません。海外での扱いについての記載は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。
ガイドラインの内容について、Cygamesに質問できますか。
ガイドラインに関する問い合わせにはお答えしない、と明記されています。内容は随時変更されるため、投稿の前に最新のページを読むことになります。
07公式のページ
当社ゲームコンテンツをプレイする際の配信ガイドライン(Cygames)/二次創作ガイドライン(ウマ娘 プリティーダービー公式)
編集部のひとこと
指定の収益化プログラムが11種類のサービスに及ぶのに対し、企業案件だけは窓口の記載がありません。個人勢が多いゲームだからこそ、案件を受ける前にガイドラインを読み返してほしいと思います。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
