クリア後に遊べる「現実モード」を、『過去でバズってVTuber -2018からならバズれるんじゃ!?』のSteamストアページは「伸びない。報われない。」と説明している。通常モードは頑張れば夢が叶うゲームで、現実モードは、それでも配信を続ける人たちの重さを体験できるモードだという。
現実モードは製品版にだけあり、体験版では遊べない。体験版はSteamで無料配信されていて、2018年のVTuber黎明期に戻り、登録者ゼロから1年で「バズる」ことを目指す育成シミュレーションを半年分遊べる。クリア後に「伸びない」を体験させる作りには驚いた。
引用:『過去でバズってVTuber』予告編(WataritamaStudio、YouTube)
012018年に戻って、1年間配信を重ねる
舞台は2018年、VTuber黎明期。事務所も決まったやり方もまだ何もなかった時代に、プレイヤーは登録者ゼロのVTuberとして配信を始める。トーク・制作・ゲーム・イラスト・歌の5つのステータスを上げながら配信を重ね、1年間(全53週)で登録者ゼロから「バズる」までたどり着けるかが目標だ。
週ごとのトレンドを読んで仕込みを重ねるほど、「バズ」る可能性が上がる。一度跳ねれば、数字は一気に変わるという。目標に届かなければタイムリープでやり直しになり、登録者とお金は消えるが、スキルは引き継がれる。やり直しの回数に制限はない。
02自分のアバターが、ゲームの中で配信する
本作の特徴は、ウィンドウや仮想カメラをそのまま取り込めることだ。OBSやVTube Studioなど、ふだん使っている配信ソフトの画面を持ち込むと、ゲーム内の配信画面にもルーム画面にも自分のモデルが立つ。配信者でない人は、同梱のサンプル素材(シルエット)でそのまま遊べる。
03体験版で遊べるのは、ゲーム開始から半年分
| 遊べるもの | 体験版 | 製品版 |
|---|---|---|
| 期間 | ゲーム開始から半年(第26週)まで。途中で登録者5,000人に届いた場合も、そこで終了 | 1年間(全53週)の本編と、タイプ別の複数のエンディング |
| 5つのステータスの育成、配信、週ごとのトレンド、「バズ」 | ○ | ○ |
| ウィンドウ/仮想カメラの取り込み | ○ | ○ |
| 収益化、企業案件のイベント | ○ | ○ |
| VTuber四人衆との出会い、盟友とのエピソード | 途中まで | 続きまで |
| タイムリープ(やり直し) | なし | ○ |
| クリア後の延長戦と「現実モード」 | なし | ○ |
| 図鑑、スロットへのセーブ/ロード | なし | ○ |
体験版は、マイク・PC・アバターをそろえた状態から始まる。セーブはオートセーブのみで、体験版のデータは製品版の「つづきから」でそのまま続きを遊べる。
04作者は、2020年から活動するVTuberのわたりたまさん
開発・販売はワタリタマスタジオ。作者のわたりたまさんは、公式サイトのプロフィールによると2020年3月に活動を始めたVTuberだ。2024年5月20日に1作目『バズってVTuber ゲームでいいから万バズしたい!』、同年12月19日に『ぶいちゅ~バトル 登録者数じゃない!力で決める!』をリリースし、2025年10月に合同会社ワタリタマスタジオを設立した。
1作目については、2024年7月7日の公式記事が、発売から1か月余りの時点で500本以上売れたと書いている。同じ記事では、遊んだVTuberとして22人を紹介した。今作の題名にも「バズってVTuber」が入っている。
05配信のルール
公式サイトとストアページによると、個人・法人を問わず、自由に配信や動画投稿ができる。事前の連絡や許諾の申請は不要で、広告・メンバーシップ・投げ銭などによる収益化もできる。ネタバレやエンディングまで映してよく、ゲーム内のBGMと効果音もすべて配信で使える。お願いとして挙げているのは、法令や公序良俗に反する目的での利用と、本作や第三者を誹謗中傷する形での利用を控えることだ。
06遊ぶ前の注意と製品情報
注意点は2つある。インストール先のフォルダ名に日本語や全角文字を含めると、起動に失敗する。仮想カメラの取り込みには、OBSやVTube Studioなどが別途必要になる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 過去でバズってVTuber -2018からならバズれるんじゃ!?(英題:BuzztteVTuber: Go Viral in 2018?!) |
| 体験版 | 無料。公式のお知らせでは10月10日に配信開始(Steamの体験版ページの表示は10月11日) |
| 製品版の発売 | 2026年内の予定。価格は10月13日時点で未発表 |
| 対応機種 | PC(Steam、Windows) |
| 日本語 | インターフェイスと字幕に対応(フル音声の表記なし) |
| 人数 | 1人(シングルプレイヤー) |
| ジャンル | VTuber育成シミュレーション |
| 開発・販売 | ワタリタマスタジオ |
編集部のひとこと
現実モードを入れたのは、2020年から活動している作者本人だ。現実モードは体験版に入っていない。配信で遊ぶなら、体験版の26週のうちに登録者5,000人へ届くかを試して、製品版の発売を待ちたい。
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