Valveは日本時間10月24日、Steamストアの「パーソナルカレンダー」を正式な機能にしたと発表した。試験中の機能を集めた「Steam Labs」で2025年10月に公開してから、約1年での格上げになる。カレンダーはストアのトップページと専用ページで見られる。
Valveは、開発者向けの解説動画も公開した。
01トップは前後2週間、専用ページは8週間先まで
パーソナルカレンダーは、発売されたばかりのゲームと、これから発売されるゲームを、日付ごとに並べて見せる機能だ。並ぶゲームは1人ずつ違う。開発者向けの資料によると、トップページには今週と過去2週間、今後2週間の作品が、専用ページには今後8週間に発売される作品が出る。
- カレンダーに出るのは月曜から金曜まで。土日に発売される作品は、翌週の月曜の欄に入る
- 体験版は出ない。DLCは、本編を持っている人のカレンダーにだけ出る
- 自分のウィッシュリストに入れた作品は、発売が近いことを知らせるために自動で表示される(ウィッシュリストを非表示にしている場合を除く)
02決め手は「長く遊んでいるゲーム」
おすすめの決め方も公開されている。最近よく遊んでいるゲームのプレイ時間から、遊び方の似た人を探し、その人たちがウィッシュリストに入れたり遊んだりしているゲームを並べる仕組みだ。数分だけ試したゲームはほとんど影響せず、長い時間遊び込んだゲームほど結果に効く。おすすめのもとになる学習は毎日やり直している。
Valveは発表の中で、カレンダーの掲載枠は売っておらず、人の手で選んでもいないと書いている。好みが偏らないよう、ジャンルの幅も保つようにしているという。平均すると、24時間に2000本を超えるゲームがカレンダーからクリックされているという。
03インディーの作り手が気をつけること
開発者向けの資料には、作品をカレンダーに載せるための条件も書かれている。具体的な発売日を書いた「近日登場」のストアページが公開されていること。早期アクセスから正式版(1.0)に移る日も対象になる。
- 発売の60日前までに日付を決めると専用ページ、3週間前までに決めるとトップページの表示の対象になる
- ウィッシュリストの数に決まった基準はなく、多いほど表示されやすい
- 発売まで2週間を切ってから24時間以上延期すると、カレンダーから外れ、発売するまで戻らない
- レビューの評価が「やや不評」まで下がると、おすすめされる可能性が大幅に下がる
自作のゲームをSteamで出すVTuberにとっては、発売日を決める時期と延期の扱いが、新作を見つけてもらえるかどうかに直結する。
編集部のひとこと
掲載枠を売らず、人の手でも選ばないとValveがはっきり書いている点は大きい。並ぶのは自分の遊び方から選ばれた新作だけなので、配信で遊ぶ次の1本を探すときにも使い道がありそうだ。
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