veadotube miniは、マイクの音に合わせて、用意した画像を切り替えるアプリです。口を閉じた絵と開いた絵を読み込むだけで、話すのに合わせてアバターが動きます。「PNGTuber」と呼ばれる、立ち絵の画像で配信する人向けのソフトです。制作は、olmeweさんとBELLA!さんの2人です。
01どんなアプリか
配布ページは、軽くて使いやすいPNGTuberアプリだと説明しています。2Dのバーチャルアバターを作る「veadotube」シリーズの一つで、Windows、macOS、Linuxに対応しています。
02できること
アバターは、感情などの「状態(ステート)」の集まりとして作ります。1つの状態には、口の開閉とまばたきの組み合わせで最大4枚の画像を入れられます。2枚だけ、1枚だけでも使えます。公式の使い方ガイドは2.2版向けで、次のことができると説明されています。配布ページが載せている版は2.0なので、実際に使える機能は配布ページで確かめてください。
- マイクの音が大きくなると口の画像に切り替わります。反応するしきい値と、話し終えてから口が戻るまでの時間は、スライダーで調整できます。
- まばたきの画像に自動で切り替わります。まばたきの長さと間隔を決められます。
- アニメーションGIF、アニメーションPNG、WebPに対応し、揺れや波打ちなどの効果も付けられます。
- キーボード、マウス、ゲームパッド、MIDI機器のボタンで、状態を切り替えられます。
- マイクの代わりに、押している間だけ口が動く設定や、DiscordやTeamSpeakの特定のユーザーの発話に合わせる設定を選べます。
配布ページには、Stream Deck用のプラグインがあることも書かれています。
03使い始める手順
公式ドキュメントの流れは次のとおりです。
- アバターの画像を用意します。大きさの目安は1024×1024ピクセルで、2048×2048ピクセルを超えないようにします。
- 配布ページ(itch.io)からダウンロードし、起動します。画面の左側がプログラムの設定、右側がアバターの状態です。
- 右上で状態を選び、口の開閉とまばたきの組み合わせごとに画像を入れます。
- 状態を複製して、別の表情を作ります。必要なら効果とショートカットを付けます。
- アバターは「.veado」ファイルで保存します。自動で保存されますが、公式は手動のバックアップも勧めています。
- 表示とマイクの設定を整え、OBS Studioなど配信ソフトに映します。
04動作環境と注意点
Windows 10では64ビット版が対象で、ARM版Windowsは公式にはサポートされていません。zipを展開してから実行し、zipの中から直接起動したり、exeだけを取り出したりしないよう案内されています。SmartScreenが出たときは「詳細情報」から実行します。macOSはmacOS 15以降(Intel版は12以降)が対象で、「壊れている」と表示されたときの対処も導入ページに載っています。
配布ページでは、2.0は開発中の扱いです(10月27日時点)。
05料金と利用規約
配布ページの価格は「Name your own price」で、金額は自分で決められます。公式は無料でダウンロードできると案内しています(10月27日時点)。
利用規約では、個人として働く人、非営利団体、教育機関などが、個人用・商用・教育用に無料で使えるとされています。警察・軍やその関係者は対象外で、ソフトの再販売は禁止です。差別などの悪意ある用途や、ロゴ・同梱アバターで他のプログラムを宣伝することも禁じられています。配信や収益化を名指しした記述はありません。収益化をする人は、規約の全文で自分が対象になるかを確かめる必要があります。
06こんな人に向いています
3Dモデルや顔の動きの読み取りを用意しなくても、立ち絵の画像が数枚あれば配信を始められます。顔の動きに合わせて動かしたい場合は、別の種類のソフトを選ぶことになります。
編集部のひとこと
口を閉じた絵と開いた絵の2枚から始められるのが、この手のアプリのありがたいところです。まばたきや表情は、動かしてから足していけます。
TOOLSこの記事に出てくるツール
- veadotube miniアバター・トラッキング Windows・Mac・Linuxマイクの音に合わせて、用意した画像を切り替える軽量なPNGTuber向けアプリです。2Dのバーチャルアバターを作る「veadotube」シリーズの一つとして公開されています。NEW無料個人開発無料でダウンロードできる(金額は自分で決められる)
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
