追いかける怪物として知られてきた青鬼が、ゲームの中ではボスに斬られて倒れていた。ホラーゲーム『青鬼』の青鬼が10月30日、YouTubeの「青鬼チャンネル」でVTuberとして初めて生配信した。アーカイブは11月3日昼の時点で27万回再生されている。V/WIREの集計では、チャンネル登録者は配信当日0時すぎの1万7,200人から、11月3日には2万6,100人に増えた。
動画:青鬼チャンネル(YouTube)の初配信のアーカイブ
01しゃべらない青鬼、ボスに敗れて「散華」
遊んだのは、カプコンが9月に出した剣戟アクション『鬼武者 Way of the Sword』。予定は20時から22時までで、V/WIREが測った最大同時視聴者数は779人だった。青鬼は画面の右下に顔を出し、言葉で実況せずに、表情と体の動きで反応した。この「完全無言」のスタイルは、初配信の告知のときから打ち出していた。
アーカイブの1時間39分ごろには、ボスとの戦いに敗れ、画面に「散華」「You are dead」の文字が出る。チャットのリプレイには「青鬼がんばれー」「体力差がありすぎる」といった声が並んでいた。プレイヤーを追い回して恐れられてきた青鬼が、視聴者に応援されている。この光景には、つい笑ってしまった。
02登録者は4日で約9,000人増
V/WIREが毎日0時すぎに測っている登録者数(YouTubeが公開する数で、上3けたに丸められている)は次のとおり。
| 計測日 | 登録者数 | 前日から |
|---|---|---|
| 10月30日(配信当日) | 1万7,200人 | — |
| 10月31日 | 1万8,300人 | +1,100人 |
| 11月1日 | 2万1,300人 | +3,000人 |
| 11月2日 | 2万4,300人 | +3,000人 |
| 11月3日 | 2万6,100人 | +1,800人 |
伸びは配信の翌日より、11月1日と2日のほうが大きかった。デイリーランキングの登録者10万人以下の部では、登録者の伸びで2日続けて1位になっている(11月2日のデイリーランキング)。アーカイブには、11月3日時点でYouTubeの「ハイプ」のランキングで14位という表示も出ていた(ハイプとは)。
03VTuberが『鬼武者』を配信するときのルール
『鬼武者 Way of the Sword』の配信や動画は、カプコンの「カプコン動画ガイドライン(個人向け)」(2025年12月1日更新)に従う。個人の配信者は、動画を無料で公開していれば、YouTubeやTwitchの広告と、視聴者からの自発的な投げ銭で収益化できる。
事務所に所属している人は、ガイドラインでは「法人」として扱われ、カプコンの事前の許可がある場合に限って収益化できる。カプコンの許諾を得ている法人やMCNと契約していれば、所属している配信者でも収益化できるとしており、許諾があるかは所属先に確かめるよう案内している。ネタバレになりそうな場合は、その旨をはっきり示すことも求めている。
04『鬼武者』を配信しているVTuber
V/WIREが登録者数などを測っているVTuberのうち、直近30日に少なくとも15人が『鬼武者 Way of the Sword』を配信・動画にしていた(V/WIRE調べ、YouTubeの題名から)。最大同時視聴者数が多かったのは、個人勢の桜鳥ミーナさん、青鬼、Variumの紫電ライムさん、個人勢の緑魔キャロラインさん、ひつじのめあさんだった。15人のうち13人が個人勢だった。
05次に遊ぶゲームは
11月3日昼の時点で、青鬼チャンネルに次の配信の枠は出ていない。運営のLiTMUSは初配信の発表で、有名なタイトルからインディーゲームまで規模を問わず遊び、遊んでほしいゲームのリクエストも受け付けるとしていた。活動のコンセプトは「ホラーゲームを応援すること」だ。
『青鬼』は2004年に公開されたホラーゲームが原作で、ゲーム実況をきっかけに広く知られるようになった。青鬼チャンネル(@OFFICIAL_AOONI)はシリーズの公式チャンネルで、公式Xは@aooni_official。『鬼武者 Way of the Sword』の公式サイトはこちら。
編集部のひとこと
次に遊ぶゲームは、まだ決まっていない。リクエストを受け付けているのなら、ホラーゲームを遊ぶ青鬼を見てみたい。追われる側に回ったとき、あの無言の顔がどう動くのかが気になる。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
