歌ってみたの声や配信の録音を、お金をかけずに整えたい。そんなときに候補になる無料の音声編集ソフトが、Audacityとocenaudioです。どちらもWindows、Mac、Linuxで使えます。違いは、公式のページで確かめられる範囲だと、ノイズ対策の説明の有無と、プラグインの種類にあります。
01Audacityは、ノイズリダクションが公式に案内されている
Audacityは、録音と音声の編集ができる無料のオープンソースのソフトです。ファンの音やハムノイズのような一定の雑音を減らす「ノイズリダクション」があり、WAV・MP3・FLAC・Oggなど主な形式で書き出せます。プラグインはVST3とNyquistに対応しています。
ノイズリダクションは、先に雑音だけが入った部分を選んで、雑音の特徴を取り込んでから使います。公式のマニュアルは、突発的な音や不規則な雑音には向かないと説明しています。スマホ向けの公式のAudacityはなく、ストアにある同じ名前のアプリは開発チームが作ったものではありません。
02ocenaudioは、長いファイルと複数範囲の選択を押し出している
ocenaudioは、音声ファイルを編集・分析できる音声エディターです。公式の説明によると、離れた複数の範囲を選んでまとめて編集でき、長い音声ファイルの切り取りや貼り付けにも対応しています。波形とスペクトログラムの表示、VSTプラグインによるエフェクト、効果を聴きながらの調整もできます。
収録した声の一部だけを選んで音量や音質を直したいとき、試してみる価値があります。公式のページでは、ノイズリダクションの個別の説明は確認できませんでした(2026年11月6日時点)。
032つを並べて比べる
| Audacity | ocenaudio | |
|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 無料 |
| 対応OS | Windows、Mac、Linux | Windows、Mac、Linux |
| プラグイン | VST3、Nyquist | VST |
| スペクトログラム表示 | あり | あり |
| 公式で案内されている特徴 | ノイズリダクション、audio.comとの連携 | 複数範囲の選択、長いファイルの編集 |
| 動作環境の注意 | 公式のAudacityはスマホ向けにはない | Windows 10以降の64ビット環境。macOSは14.4以降(10.14以降向けの別パッケージあり) |
価格は、Audacityが2026年10月26日、ocenaudioが11月6日に公式のページで確かめた時点のものです。
04はじめの一歩
どちらも無料なので、同じ声の録音を入れて並べてみるのがいちばん早いです。ふだんの録音で雑音が気になるならAudacityのノイズリダクション、声の一部だけを何か所も直したいならocenaudioの複数範囲の選択、というふうに、使う場面で選べます。ダウンロードは公式サイトから行い、声・音質・ノイズ対策のツール一覧もあわせて見てください。
編集部のひとこと
どちらも公式の説明をもとにまとめていて、実際の録音で比べた結果ではありません。無料で始められるので、まず1曲分の声を入れて、自分の録音に合うほうを選ぶのがよいと思います。
TOOLSこの記事に出てくるツール
- Audacity音声・マイク Windows・Mac・Linux録音と音声の編集ができる、無料でオープンソースのソフトです。無料無料
- ocenaudio音声・マイク Windows・Mac・Linux音声ファイルを編集・分析できる音声エディターです。VSTプラグインによるエフェクトにも対応しています。NEW無料無料
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