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ゲームGAMES — 2026.11.08 08:24

『ゼンレスゾーンゼロ』の配信ガイドライン|VTuberは配信・収益化してよい?事務所所属・PV鑑賞の注意(2026年11月時点)

『ゼンレスゾーンゼロ』は、日本での活動について、ゲーム実況の配信と動画投稿を営利・非営利を問わず認めています。二次創作であることの明記が求められ、法人格のある企業・団体は事前の問い合わせが必要です。

文・V/WIRE編集部 更新 2026.11.08 08:24 読了 約5分 XLINE
『ゼンレスゾーンゼロ』の配信ガイドライン|VTuberは配信・収益化してよい?事務所所属・PV鑑賞の注意(2026年11月時点)

『ゼンレスゾーンゼロ』(ゼンゼロ)のゲーム実況の配信と動画投稿は、公式の「二次創作に関するガイドライン」で、禁止事項に当たらないかぎり「営利目的・非営利目的を問わず」認められています(2026年11月8日時点)。気をつけたいのは、二次創作であることを明記するよう求めている点と、法人格のある企業・団体には事前の問い合わせを求めている点です。事務所に所属するVTuberの扱いは書かれていません。

01配信・収益化してよいか

このガイドラインは、HoYoLABのゼンレスゾーンゼロ公式アカウントが2024年6月20日に掲載したもので、日本での活動に適用されます。株式会社COGNOSPHEREと共同著作者は、ガイドラインを守っているかぎり、二次創作活動に対して著作権侵害を主張しないとしています。

許可する活動の5つ目が「ゲーム実況配信及び動画投稿」です。ここには、禁止事項に抵触しないかぎり、営利・非営利を問わず「自由に行っていただいて構いません」と書かれています。同人誌やコスプレ、グッズなどは、「対象者について」の項目で、個人などが非営利目的で作る場合に限られています。実況と動画投稿は、営利でもよいと明記されている点が違います。

項目判定公式の記載
ゲーム実況の配信条件つきで可禁止事項に当たらなければ、営利・非営利を問わず自由
動画投稿条件つきで可配信と同じ項目で認めている
収益化条件つきで可「営利目的・非営利目的を問わず」。ただし「事業性の高い営利目的」の利用は禁止
事務所所属記載なし所属VTuberの扱いは書かれていない。法人格のある企業・団体の二次創作活動は、事前に問い合わせる
申請記載なし(個人)ガイドラインを守るかぎり著作権侵害を主張しないと明記
二次創作であることの明記必要二次創作であることを創作物と共に明記する
公式作品の直接二次利用不可(禁止事項)配信でPVを流す場合にこれに当たるかは書かれていない
切り抜き・ネタバレ記載なしガイドラインに項目がない

02「二次創作であること」の明記

許可する活動の一覧のすぐあとに、「前項のいずれかの活動を行う際は二次創作であることを創作物と共に明記してください」とあります。ゲーム実況もこの「前項」に入っているので、配信や動画でも明記が求められています。配信のどこに、どう書けばよいかの説明は見つかりませんでした(11月8日時点)。

03事務所所属(法人)の場合

ガイドラインの「対象者について」の項目は、個人と法人格のない団体を対象にしています。「法人格のある企業・団体による二次創作活動」は「個別に対応」するので、事前に問い合わせるよう求めています。「本ガイドラインの判断基準を超える二次創作活動」も同じ扱いです。

事務所に所属するVTuberが自分のチャンネルで実況する場合に、これに当たるかどうかは書かれていません。HoYoLABのページには、ゼンレスゾーンゼロの問い合わせ先として zzzcs_jp@hoyoverse.com が載っています。

04PV鑑賞と、配信で気をつけたい禁止事項

ゼンゼロの配信では、キャラクターのPVを配信の中でいっしょに見る企画もあります。V/WIREが測っているVTuberの配信には、「キャラクターPV鑑賞会」「フィオニーPV鑑賞あり」と題したものがありました。

一方で、ガイドラインの禁止事項には、公式作品(イラスト、動画、音声、楽曲など)を「直接二次利用すること」が挙がっています。配信の中でPVを流すことがこれに当たるかどうかの説明は見つかりませんでした(11月8日時点)。ゲームを遊ぶ中で流れるBGMやボイスについても、個別の記載はありません。

11の禁止事項のうち、配信で関わりそうなのは次の4つです。

  • 有償・無償に関わらず、事業性の高い営利目的での利用
  • 公式作品を直接二次利用すること、スキャン・トレースして使うこと
  • 公式から協賛・公認・提携を受けている、またはゲームに関わる企業の関係者であるような誤解を与えるもの
  • 公式の制作物であるかのような誤解を招くもの

Ver.3.4では『崩壊:スターレイル』のロビンとカフカが登場します(関連記事)。

05Twitchで配信するなら:Twitch Drops

Ver.3.3では、Twitchの『Zenless Zone Zero』カテゴリーの配信を見た人にゲーム内の報酬が出るTwitch Dropsを、11月11日24時59分59秒(日本時間)まで行っています。累計15分の視聴でディニー12,000、累計120分でポリクローム50など、視聴時間に応じて5段階の報酬があります。報酬を受け取るには、見る人がTwitchのアカウントとゲームのアカウントを紐付ける必要があります。しくみは「Twitch Dropsとは」で説明しています。

06V/WIRE 調べ:『ゼンレスゾーンゼロ』を配信したVTuber

V/WIREが登録者数などを測っているVTuberのうち、この30日に少なくとも44人が『ゼンレスゾーンゼロ』を配信・動画にしていました(V/WIRE調べ、YouTubeの題名から。11月8日時点)。36人が個人勢、8人が企業勢です。直近7日では31人で、その前の7日の24人から増えました。6人の最近の配信の題名に、「完全初見」の文字が入っていました。

最大同時視聴者数が多かったのは、西園チグサさん(にじさんじ)、N0XYさん(個人勢)、琴宮いおりさん(ミクスト)。西園チグサさんは10月27日にシーズン3第4章を配信していました。配信の回数がいちばん多かったのは個人勢のナナイリクさんで、30日で11回でした。

07よくある質問

事務所に所属するVTuberが配信するのに、申請は要りますか?

ガイドラインには、事務所所属のVTuberについての記載がありません。法人格のある企業・団体による二次創作活動は事前に問い合わせることになっているので、事務所を通して確かめるのが確実です(11月8日時点)。

スーパーチャットやメンバーシップで収益化してもよいですか?

ゲーム実況配信と動画投稿は「営利目的・非営利目的を問わず」認められているので、収益化した配信も認められています。投げ銭やメンバー限定の配信など、収益の方法ごとの説明は見つかりませんでした。禁止事項にある「事業性の高い営利目的」がどこからを指すかも、ガイドラインには書かれていません。

配信でキャラクターPVを流してもよいですか?

はっきりした記載はありません。禁止事項には公式の動画などを「直接二次利用すること」が入っているので、迷うときは問い合わせてください(11月8日時点)。

切り抜きやネタバレの決まりはありますか?

ガイドラインには、切り抜きやネタバレについての記載は見つかりませんでした(11月8日時点)。

08公式のページ

V/WIREのゲーム名鑑の『ゼンレスゾーンゼロ』のページと、ゲーム配信ガイドライン一覧もあわせてどうぞ。

編集部のひとこと

読んでいて目を引いたのは、同人誌やグッズは非営利に限るのに、実況と動画投稿は営利でもよいと書き分けていることです。配信する人にはありがたい一方、PV鑑賞のように公式の映像を流す楽しみ方には触れていません。PV鑑賞を題名にした配信もあるゲームなので、ここは公式の一言がほしいところです。

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V/WIRE編集部

VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針

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