本文へ移動
アプリ・ツールGUIDE — 2026.11.08 12:22

ShareXとは|配信画面の見せたくない所をぼかして保存できる無料の画面キャプチャソフト、10月以降の更新と自動アップロードの注意(2026年11月時点)

Windows向けの無料の画面キャプチャ・録画ソフト「ShareX」を解説。範囲指定やぼかしでの使い方、10月以降の更新、自動アップロードの設定を確認する。

文・V/WIRE編集部 更新 2026.11.08 12:22 読了 約4分 XLINE
ShareXとは|配信画面の見せたくない所をぼかして保存できる無料の画面キャプチャソフト、10月以降の更新と自動アップロードの注意(2026年11月時点)

配信画面や制作中の画面を画像にして見せたいとき、見せたくない部分だけをぼかして保存できると助かります。Windows向けの無料ソフト「ShareX」は、画面キャプチャから録画、注釈の書き込み、ぼかしまでを1つのソフトでこなせます。公式サイトによると、広告はなく、アカウントも要りません。

10月20日の22.0.0から11月7日の22.3.0まで、4つの版が公開されました。ここでは、ShareXでできること、VTuberの活動での使いどころ、更新で変わった点、使う前に確かめたい点をまとめます。内容は、公式サイトと変更履歴、GitHubで確かめた2026年11月8日時点のものです。

01ShareXでできること

公式サイトは、ShareXを、画面キャプチャ、画面録画、ファイル共有、作業効率化の機能を1つにまとめた、無料のオープンソースの軽量なソフトと説明しています。対象はWindowsです。主な機能は次のとおりです。

  • キャプチャの方法は、全画面、アクティブなウィンドウ、範囲指定、スクロールする画面の撮影などがあります。
  • 画面の録画は動画とGIFの両方に対応。22.0.0でFFmpegに頼らない画面録画が、22.1.0でFFmpegに頼らないGIF録画が加わりました。
  • 撮った画像には、矢印、文字、枠、ぼかし、モザイク(Pixelate)、拡大、強調表示などを書き込めます。
  • 撮ったあとの処理(クリップボードへのコピー、ファイル保存、画像エディターで開く、文字認識(OCR)、QRコードの読み取りなど)をまとめて設定できます。
  • スポイト、定規、画像の変換、GIF作成といった小さな道具も入っています。

操作画面の言語は約30言語に対応し、日本語も入っています。

02VTuberの活動での使いどころ

いちばん効くのは、ぼかしです。制作中のモデルの管理画面、配信ソフトの設定、コメント欄のように、見せたい部分と見せたくない部分が同じ画面にあるとき、範囲を撮り、そこにぼかしを入れれば、投稿用の画像に仕上げられます。

ほかには、使い方の説明に矢印と文字を足した画像を作る、短い操作をGIFにして告知に付ける、といった場面があります。画像づくりのアプリは、サムネ・画像づくりのツール一覧で見比べられます。

03はじめの一歩

  1. 公式サイト(getsharex.com)から、インストーラー版(Setup)か持ち運べるPortable版を入手します。Microsoft StoreとSteamにも公開されています。
  2. 起動したら、キャプチャの一覧から「Region(範囲指定)」を選び、撮りたい範囲を選びます。
  3. 注釈の道具にある「Blur(ぼかし)」か「Pixelate(モザイク)」を、隠したい部分に使います。この道具は、範囲指定の画面と画像エディターの両方にあります。
  4. 撮ったあとの処理で、保存、コピー、画像エディターで開く、のどれを自動で行うかを決めます。

ショートカットキーの初期値は、今回確かめられなかったため、ここには書きません。設定画面のホットキーの項目で確認してください。

0410月以降の更新で変わったこと

公式の変更履歴から、主な点を抜き出します。

バージョン公開日主な変更
22.0.010月20日「これまででいちばん大きな更新」と案内され、通常のリリースより安定性が大きく下がる見込みとも書かれている。.NET 10に更新、FFmpegに頼らない画面録画を追加
22.1.011月2日写真エディターを追加。FFmpegに頼らないGIF録画に対応
22.2.011月6日アイコンを全面的に入れ替え。WebP形式に対応
22.3.011月7日範囲指定のキャプチャを改善(複数範囲、コンパクトなツールバーなど)。起動と最初の範囲指定が速くなった

変更履歴は22.3.0について、安定版か先行版かを示していません。配信や納期のある作業に使うときは、新しい版に入れ替える前に、いつもの使い方で動くか試しておくと安心です。

05料金とライセンス

ShareXは無料です。公式の寄付ページには、広告はなく、収入は寄付だけだと書かれていて、寄付はGitHub Sponsor、Patreon、暗号資産で受け付けています。ライセンスはGNU GPL v3です。他人の作品や配信画面を載せるときは、それぞれの権利者の決まりに従ってください。

06使う前に確かめたいこと

  • 自動アップロードの設定:19.0.1(2026年1月20日)から、新規インストールでは自動アップロードが既定で無効になりました。撮影後の処理と送信先は、使い始めに必ず見直してください。
  • 動作環境:現在の要件は、今回確かめた範囲では分かりませんでした。変更履歴には、18.0.0の時点でWindows 10の64ビット以上が対象で、Windows 7は対象外とあります。

07こんな人に

制作や配信の画面をよく画像にして見せる人、手順の説明に矢印や文字を足したい人、見せたくない部分を撮ったその場で隠したい人に向いています。

ShareXの料金・対応環境・規約はV/WIREのツール名鑑にもまとめています。同じ「動画やGIFにして見せる」用途なら、ScreenToGifも比べられます。

編集部のひとこと

配信画面を撮って載せるとき、いちばん怖いのは映り込みだと思います。ShareXは、範囲を選んでぼかし、保存まで1本の流れでこなせる道具があるのは心強いです。ただ、10月20日以降は更新が続いているので、大事な作業の前に新しい版へ入れ替えるのは、少し様子を見てからでも遅くありません。

TOOLSこの記事に出てくるツール

  1. ShareX配信の便利ツール WindowsWindows向けの画面キャプチャ・録画・画像編集ツールです。全画面や選択範囲を記録し、静止画に注釈やぼかしを加えられます。NEW無料個人開発日本語無料(開発支援の任意寄付あり)
ほかのツールも、やりたいことで探す(ツール名鑑) →
V/WIRE編集部

VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針

Relatedあわせて読みたい

ShareXとは|配信画面の見せたくない所をぼか… XLINE