「任天堂ハードで自作のゲーム出すのひそかな夢だったんすよ」。ゲーム制作者でグラフィックデザイナーの木緒なちさんが、10月8日の未明にXでそう書いた。ディレクターを務めた2Dアクションゲーム『十秒奪取!』は、この日にNintendo Switch版の配信が始まった。投稿の結びは「50過ぎのおっさん喜んでます」。読んでいて、こちらまでうれしくなった。
木緒なちさんは『ご注文はうさぎですか?』『ひだまりスケッチ』のロゴデザインで知られ、ライトノベル『ぼくたちのリメイク』の作者でもある。
任天堂ハードで自作のゲーム出すのひそかな夢だったんすよ……ついに叶って50過ぎのおっさん喜んでます
— 木緒なち (@kionachi) 2026年10月8日
https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000124820
引用:木緒なち(@kionachi)のポスト
動画:十秒奪取!紹介ムービー(メシードソフトウェア 公式YouTube)
011部屋の制限時間は10秒、全100ステージ
プレイヤーは騎士のエリシルになり、すねて逃げてしまった王女テレナを連れ戻すため、城を上っていく。1つの部屋にかけられる時間は10秒で、ステージは何度でもやり直せる。
助けになるのは、城を上るうちに手に入る3つのスキルだ。魔法の玉を当てたものを凍らせて足場にする魔法や、横1ブロック分の壁を通り抜ける技がある。
本編のほかに、ゲームに出てくるすべての仕掛けを使ってステージを作れるエディットモードがある。作ったステージはステージIDで共有でき、ほかの人に遊んでもらえる。会話シーンを飛ばしたり、開始前の3カウントを切り替えたりできるRTAモードも入っている。Steamのストアページには、RTAモードは「併走プレイなどにも使える」とある。1回の挑戦が10秒で決着する作りは、失敗が続いても間延びしにくい。配信で遊ぶにも向いていそうだ。
02Steam版は2025年12月発売、兎鞠まりさんも「友達が作った」と配信
『十秒奪取!』はメシードソフトウェアの第1作で、Steam版は2025年12月19日に発売された。キャラクターデザインはかれいさん、ドットグラフィックは火鉢いろりさん、音楽はハムさんが担当している。発売日には、木緒なちさん自身が司会を務め、プロデューサーと一緒にゲームのモードを紹介する配信も行った。
Steam版の発売から2日後の12月21日には、VTuberの兎鞠まりさんがこのゲームを配信で遊んでいる。配信のタイトルには「友達が作ったタイパ重視な2Dアクションゲーやるよーん!」とある。アーカイブは10月9日時点で1万回以上再生されている。Switch版が出たのは、Steam版の約10か月後だ。
動画:兎鞠まりさんの配信アーカイブ(Tomari Mari channel / 兎鞠まりちゃんねる)
03価格は990円、配信ガイドラインは確認できず
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 990円(Nintendo Store・Steamとも。10月9日時点。Nintendo Storeは税込表示) |
| 配信日 | Nintendo Switch版:2026年10月8日/Steam版:2025年12月19日 |
| 対応機種 | Nintendo Switch、Steam(Nintendo Switch 2は「これまでの動作検証で問題は見つかっていません」とストアに記載) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 言語 | 日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語 |
| 開発・販売 | メシードソフトウェア |
| 体験版 | Steamのストアページに案内なし(10月9日時点) |
公式サイトと公式のWebマニュアルには、配信のガイドラインは見当たらなかった(10月9日時点)。配信で遊ぶ人は、メシードソフトウェアの公式の案内を確かめたい。
編集部のひとこと
ロゴのデザインで何度も目にしてきた名前が、今度はゲームのディレクターとしてNintendo Storeに並んでいる。そのことが、なんだかうれしい。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針