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ゲームGAMES — 2026.10.10 14:19

『ホロダンジョン』に「ダッシュ」と「見渡し」 製品版の開発データから切り出したVer.1.3.2を配信

博衣こよりさんが主人公のローグライク『ホロダンジョン』が10月9日にVer.1.3.2へ更新された。要望の多かった操作まわりの改善を、製品版の開発データから切り出して前倒しで公開した。

文・V/WIRE編集部 更新 2026.10.10 14:19 読了 約4分 XLINE
『ホロダンジョン』に「ダッシュ」と「見渡し」 製品版の開発データから切り出したVer.1.3.2を配信
画像:CCMC(株式会社シー・シー・エム・シー)のプレスリリースより © COVER © CCMC Corp. © VELUX STUDIO CO.,LTD.

「当初の予定にはなかったアップデートではありますが」。博衣こよりさんが主人公のローグライク『ホロダンジョン 博衣こよりとホロウライブ in ホンシャタワー』の開発チームは、10月9日のSteamのお知らせにそう書いた。この日に配信したVer.1.3.2は、製品版に向けて作っているデータから、今のバージョンを改善する部分だけを切り出して前倒しで公開したものだという。中身は、プレイヤーから要望の多かった操作まわりの改善だ。

開発チームは8月5日のVer.1.3.1のお知らせで、製品版に向けてメインシナリオの拡張に取りかかるため、更新の頻度は下がると伝えていた。その2か月後に、要望の多かった操作の改善だけを先に届けたことになる。うれしい判断だと思う。

動画:『ホロダンジョン 博衣こよりとホロウライブ in ホンシャタワー』公式トレーラー(holo Indie チャンネル 公式YouTube)

01「ダッシュ」と「足踏み」で、ターンの進め方が変わる

いちばん大きな変更は移動と待機の操作だ。これまでは、高速化ボタンを押しながら移動するとゲームが速く進み、ターン経過ボタンを押している間はターンを飛ばす仕組みだった。Ver.1.3.2では、この2つを「ダッシュ」と「足踏み」に置き換えた。

ダッシュは、ダッシュボタンを押しながら移動を入力すると、一定の条件を満たすまで一直線に進む。足踏みは、攻撃ボタンとダッシュボタンを同時に押している間、その場でターンを進め続ける。近くに敵がいるときは、ターンの進みが少し遅くなる。

開発チームによると、ローグライクのジャンルで一般的な操作感に近づけるための変更で、これまでできなかった、敵が近くにいる状態で何もせずにターンを進めることもできるようになった。ほかのローグライクに慣れた人ほど、この変更はありがたいはずだ。

02離れた敵の情報も、ダンジョンの中のレシピも見られる

新しく加わった「見渡し」は、操作キャラクターから離れた場所を見られる機能だ。部屋の中では離れた場所まで見られ、通路ではキャラクターの周りだけを見渡せる。見渡せる範囲の敵にカーソルを合わせると、攻略情報の「エネミーインフォ」が出る。エネミーインフォは6月25日のVer.1.3.0で入った機能で、これまではキャラクターの向きを変える操作のときに確かめるものだった。

武器の強化やアイテムの調合を行う「デコレート」の組み合わせ(デコレートレシピ)は、これまで拠点「こよりの研究室」の「コヨリニウム実験装置」でしか確認できなかった。今回から、ダンジョンの中でもメインメニューの「レシピ確認」で見られる。レシピを新しく解放する場所は、これまでどおり実験装置だけだ。

このほか、コントローラーとキーボードのボタン・キーの配置を変えられる操作設定を追加した。設定は「メインメニュー > 各種設定」から開く。「神社への小径」「鎮守の森林」などのダンジョンでは、背景の改良と小物の追加も行った。

03早期アクセスは1月から、製品版は2027年前半が目標

本作は、ホロライブプロダクションの二次創作ゲームブランド「holo Indie」のタイトルで、2026年1月30日からSteamで早期アクセス版を販売している。発売の前日には、博衣こよりさんがYouTubeチャンネルで先行配信をした。

Steamのストアページによると、早期アクセスの期間は1年から2年の見込みで、2027年の前半に製品版を出すことを目指している。今の早期アクセス版で遊べる物語は前半の区切りまでだ。製品版では物語の全体を描くほか、ダンジョンの中でのアイテムの売買、視界を悪くする仕掛け、操作できるキャラクターの追加などを計画している。今回のお知らせでも、開発チームはゲーム後半の制作を進めていると書いている。

項目内容
タイトルホロダンジョン 博衣こよりとホロウライブ in ホンシャタワー
ジャンルローグライク(1人用)
価格1,500円(税込、10月10日時点のSteamの価格)
対応機種Steam(Windows)
対応言語日本語、英語
開発元株式会社ヴェルクス・スタジオ(VELUX STUDIO)
販売元holo Indie(運営:株式会社シー・シー・エム・シー)
ダンジョン10種類(10月9日時点)
ユーザーレビューやや好評(10月10日時点、85件)

04配信するなら、概要欄に開発元とCCMCのURLを

holo Indieのタイトルの実況配信には、ブランドを運営する株式会社シー・シー・エム・シー(CCMC)の「holo Indie ゲーム実況ガイドライン」がある(10月10日に確認)。カバー株式会社の二次創作ガイドラインも守ることを前提に、個人のゲーム実況に対しては権利を行使しないとしている。ここでいう個人には、プロダクションや芸能事務所などの法人に所属する人も含まれる。

広告収益、投げ銭、メンバーシップ限定の配信などの収益化機能は、動画サイトなどの規約に触れなければ使ってよい。一方で、商用利用と営利目的の利用は認めていない。配信の概要欄には、開発元の名称(本作は株式会社ヴェルクス・スタジオ)と、CCMCのサイトのURL(https://ccmc-corp.com)を書く決まりだ。同じholo Indieの『ReGLOSS: CROSS』も同じガイドラインに従う。ほかのメーカーのガイドラインの探し方は、ゲーム配信のガイドラインの調べ方で紹介している。

編集部のひとこと

製品版まで待つつもりだった人も、ダッシュと足踏みが入った今のバージョンなら、さわってみてもいいと思う。物語は前半の区切りまでなので、さらわれた仲間を博衣こよりさんがどう救い出すのか、後半が待ち遠しい。

V/WIRE編集部

VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針

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