フランスの漫画家コンビ、アトリエ・セントー(Atelier Sentô)が手がけたホラーノベル『The Doll Shop』が、10月12日にSteamで発売された。主人公は、雪に閉ざされた日本の田舎の村で暮らす人形職人の青年だ。不気味な人形を修理して持ち主のもとへ返しながら、村に帰ってきた幼なじみと向き合う。
ストアページによると、2人はかつて暮らした新潟県の雪景色に着想を得て、ゲームの細部まで手描きした。不気味な人形の物語なのに、村のレストランではいろいろなラーメンを味わえるという。この取り合わせには思わず笑ってしまった。
動画:『The Doll Shop』のストーリートレーラー(Atelier Sentô)
01村を歩き、住人と話す
遊び方は、アドベンチャーゲームとビジュアルノベルを合わせた形だ。村の中を自由に歩き、家や店に入って住人と話す。神社に参ったり、銭湯につかったりもできる。ストアページによると、言葉の選び方によっては思わぬ結果を招くことがある。
エンディングは3つあり、すべて見ると隠しエンディングを遊べるようになる。
02学生と作った無料の試作版を、一から作り直した
『The Doll Shop』には前身がある。開発元が学生とのマスタークラスの中で作り、無料で公開した試作版だ。今回の製品版は、絵・音楽・セリフをすべて作り直したリメイクにあたる。
アトリエ・セントーは、Cecile Brunさんと Olivier Pichardさんの2人組。日本を旅した経験をもとに、漫画やゲームを作っている。漫画には、東京の小さな通りにある探偵もこなす喫茶店が舞台の『Tokyo Mystery Café』(Dupuis刊)がある。ゲームは、水彩で描いた幽霊の物語『Yûrei Station』などをitch.ioで公開してきた。
03価格と日本語の対応
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月12日(Steam) |
| 価格 | 1,700円。10月20日までの発売記念セールで10%引きの1,530円(10月12日時点) |
| 対応機種 | Windows |
| 日本語 | インターフェイスと字幕に対応。音声に対応した言語はストアページに記載なし |
| 人数 | 1人 |
| 開発・販売 | Atelier Sentô |
| 体験版 | あり(Steam、itch.io) |
公式の配信ガイドラインは、ストアページと公式サイトでは確認できなかった(10月12日時点)。配信で遊ぶ場合は、開発元に問い合わせておくと安心だ。
V/WIREでは、短編ホラー『■■になってくれませんか?』や、協力ホラー『Stream Train』も紹介している。
編集部のひとこと
フランスの2人が新潟で見た雪が、人形ホラーの舞台になった。2人が描く日本の村が、どんな怖さを見せるのかが気になる。怖い物語の途中に、ラーメンの寄り道が用意されているのもうれしい。
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