OBSの画面で中央のヘッドをドラッグすると、マイクの声が耳元で聞こえたり、遠くから聞こえたりする。VTuberの蓬莱軒さんが10月12日の昼、そんな配信ソフトOBS Studio用のプラグイン「ASMR PAD」をXで公開した。投稿の一言は「できたのでどぞー」。配布先のGoogleドライブから、誰でもダウンロードできる。
配布先の説明書きによると、ASMR向けの高性能なマイクを使わなくても、耳元でささやくような聞こえ方を作れる。専用のマイクをそろえる前に手元の機材で試せるのは、これからASMRに挑戦したい人にはありがたい。WindowsとMacの両方に対応している。
🎧OBS配信画面素材🎧
— 蓬莱軒🏮解説&クリエイター系Vtuber🏮 (@HoraiChan) 2026年10月12日
マイク音声やメディアソースに対して、OBSの操作パッドを動かすことで、耳元や遠くなど音の聴こえる位置を擬似的に調節できる ❝ASMR PAD❞ できたのでどぞー🧪
引用:蓬莱軒🏮解説&クリエイター系Vtuber🏮(@HoraiChan)のポスト
01フィルターを足して、中央のヘッドを動かす
使い方はこうだ。OBSの上部メニュー「ドック」でASMR PADをオンにする。音の位置を動かしたいマイクやメディアソースに、フィルター「ASMR PAD」を追加する。ASMR PADのウインドウかドックで、中央のヘッドをドラッグして音の位置を決める。
ヘッドが中央にあるあいだは余計な処理をしないので、使い終わったら位置のリセットボタンを押しておくとよいという。マイクの声だけでなく、メディアソースの音にもかけられる。
02インストールは説明書きの手順で
配布先には、Windows用のインストーラー、手動で入れるためのWindows用のファイル、Mac用のインストーラーと、日本語と英語の説明書きが置かれている。
説明書きによると、Windowsでインストーラーを開いて「WindowsによってPCが保護されました」と表示されたら、「詳細情報」を開いて「実行」を押す。Macで「開いていません」と表示されたら、いったん「閉じる」を押し、システム設定の「プライバシーとセキュリティ」で「このまま開く」を押すと先へ進める。対応するOBSのバージョンは、10月13日時点で説明書きに書かれていない。
商用利用もできるが、そのままの再配布は控えてほしいとしている。素材で起きたトラブルには責任を負わず、あとは常識の範囲で自由に使ってよいという。
03蓬莱軒さんはどんなVTuberか
蓬莱軒さんは、不思議な話や宇宙・科学の話、都市伝説を紹介している。YouTubeのチャンネルは2020年5月に開設され、チャンネル名には「水曜21時」とある。最新の動画は「№280」で、題名は「首無し男の谷 – カナダの葬式山脈」。
編集部のひとこと
ホラーの朗読で、声を少しずつ耳元へ近づけていく。説明書きを読みながら、そんな使い方を真っ先に想像した。「№280」まで不思議な話の動画を重ねてきた蓬莱軒さんの作った道具だから、怪談の配信で使ってみたくなる。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針