Unityの再生モードで見えている姿のまま、VRChatのアバターをVRMファイルにして、VRM対応のアプリへ持ち出せる。cucumberworksさんが無料で配布するUnity用のツール「SoulFlame VRM Exporter」の0.6.7が、日本時間10月18日0時35分にGitHubで公開された。0.6.7は、VSeeFaceのようにVRM 0.xを読むアプリ向けの書き出しと、Warudoなどで使うPerfect Sync(ARKitの52の表情)の作成に対応した。
SoulFlame VRM Exporter 0.6.7 大型アップデート
— cucumberworks キュウリ爆弾 (@cucumberworks) 2026年10月18日
VRChatアバターを改変そのままVRMへ
– PhysBone→SpringBoneほぼ完璧
– lilToon/Poiyomi→MToon
– VRCFT→ARKit自動マッピング
– VSeeFace用VRM0.x
– Clusterワンクリック最適化
– UI大幅刷新
VCC/ALCOM cucumberworks.github.io/vpm
#SFVE #VRChat
引用:cucumberworks キュウリ爆弾(@cucumberworks)のポスト
正式版の最初の0.1.0は、日本時間10月5日にGitHubで公開された。それから2週間足らずで、正式版だけで14の版が出ている。10月7日と12日には、それぞれ1日に3回更新した。この速さには驚いた。
010.6.7で増えた書き出し先と表情の作り方
0.6.7では、書き出す形式を画面上部のスイッチで「Generic VRM」「SoulFlame」「Cluster」の3つから選ぶ。0.6.1からの主な変更は次のとおり。
- Generic VRM(以前の名前はStandard VRM)で、VRM 1.0のほかに、VSeeFaceのようなアプリ向けにVRM 0.xのファイルも書き出せる
- Unified ExpressionsやSRanipalの表情から、Warudoのようなアプリ向けにPerfect Sync(ARKit)の52の表情を作る。表情のタブで手で設定することもできる
- プレビューで、iFacialMocapを使ってiPhoneで読み取った表情を確かめられる
- Clusterを選ぶと、アップロードの上限に合わせてアバターを調整し、合わせられないときは書き出しを止める
- アバターの見た目の取り込みが1つの操作になった。「Capture appearance」を押すと再生モードに入り、アバターが落ち着いてから見た目を取り込み、再生モードを抜ける
- PhysBoneの角度の制限をVRM 1.0のファイルに書き込み、揺れものの動きをVRChatでの動きに近づけた
リリースノートによると、多くのアバターで0.6.1から書き出しの結果が変わる。
02入れ方と使う前に確かめること
VCC(VRChat Creator Companion)かALCOMに、https://cucumberworks.github.io/vpm/index.json を追加して入れる。配布ページには「Add to VCC」のボタンもある。対応するUnityは2022.3(22f1)で、ライセンスはMIT。
VRChatのアバターで配信する方法には、無料アプリ「VRCast」でVRChatのアバターをOBSに映すやり方もある(記事)。SoulFlame VRM Exporterは、アバターそのものをVRMファイルにする点が違う。
アバターや衣装には、利用規約で使える範囲を決めているものがある。VRMに変えてほかのアプリや配信で使う前に、元のアバターと衣装の規約で、形式の変換や他のアプリでの使用が認められているかを見ておきたい。
編集部のひとこと
VSeeFaceやWarudoでそのまま使える形まで書き出せるようになり、VRChatで改変したアバターを配信に使いやすくなった。更新の間隔がとても短いので、使う前にその版のリリースノートを読んでおくと安心だ。
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