怖い目に遭うほど、同接が伸びる。『肝試しオンライン』は、その仕組みをそのままゲームにした4〜8人用のオンラインホラーで、10月27日にSteamで発売された。遊ぶ全員が肝試し配信をする配信者になる。Steamの開発者表記は、パン田さんと兎澄ツミキさんの2人だ。
動画:開発のパン田さんのYouTubeチャンネル(トレーラー)
01どんなゲームか 夜の学校で撮影して、登録者を増やす
舞台は、事故の日から時が止まった昭和の中学校。プレイヤーは校舎に潜む怪異を撮影して、世界中に配信する。撮影したり怖い目に遭ったりするほど配信の同時接続数が伸び、ラウンドの終わりに「最終同接×チャンネル登録率」の分だけ登録者が増える。勝ち負けはなく、結果は配信で増えた登録者数だ。登録者は試合をまたいで積み上がり、レベルに上限はない。
仲間の中には、幽霊に取り憑かれた「トレイター」が1〜2人いる。何食わぬ顔で一緒に歩きながら、壁をすり抜けて罠を仕掛け、配信をかき乱す。ほかのプレイヤーは怪しい仲間に投票でき、過半数の票を集めたトレイターは、そのラウンドの間は姿を現して襲えなくなる。トレイターにも稼ぎ方があり、票を集めずに最後まで紛れ込めば、登録者の伸びが大きくなる。
声が届くのは、近くにいる仲間だけだ。壁の向こうではくぐもって聞こえ、別の階の声はほとんど届かない。教室やアイテムの配置はラウンドごとに変わり、校舎は2〜4階建てからホストが選ぶ。1ラウンドは準備60秒と探索10分で、どちらもホストが変えられる。気絶しても、仲間が助け起こせば何度でも復帰できる。
撮れ高がそのまま登録者になり、勝敗を競わない作りは、配信する側になじみやすいと思う。
画面の明滅が苦手な人は、設定の「フリッカーを弱める」で明滅を弱くできる。
02作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月27日(Steam) |
| 価格 | 通常1,200円。発売記念セールで888円(26%オフ)、11月3日に終了(10月27日時点) |
| 対応機種 | Windows(Steam) |
| 人数 | オンライン4〜8人(3人以下でも始められるが、記録には反映されない) |
| 日本語 | 画面表示と字幕に対応(Steamの言語表。音声に印はない)。ほかに英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、韓国語、簡体字、繁体字 |
| 体験版 | ストアに表示なし |
| ジャンル | 非対称型のオンライン肝試し(ホラー) |
| 開発元/販売元 | パン田さん・兎澄ツミキさん/パン田さん(Steamの表記) |
兎澄ツミキさんはYouTubeのチャンネルの概要欄で、このゲームを「原案・共同開発」と紹介している。公式サイトでは、開発がパン田さん、デザインが兎澄ツミキさんとされている。
03配信のルール 収益化もOK、事前の申請や連絡は不要
公式サイトの「配信者の方へ」に書かれている(10月27日時点)。主な内容は次のとおり。
- 個人・法人を問わず、ゲームの配信や動画の投稿ができる。収益化もOKで、事前の申請や連絡は要らない。
- お願いは1つで、概要欄などにゲームのタイトル「肝試しオンライン」と公式サイトのリンクを書くこと。
- 公式ハッシュタグは「#肝試しオンライン」と「#KimodameshiOnline」。
- 公式サイトに、ロゴやおばけのイラスト、校舎の背景といった配布素材がある。サムネイルや動画の中で自由に使えるとされている。
- わんコメ用のテンプレートと、サムネイルメーカーも公式サイトにある。
所属事務所に独自の決まりがある場合は、事務所側のルールも合わせて確かめたい。
編集部のひとこと
公式サイトに申請不要と収益化OKが書かれていて、配布素材やわんコメのテンプレートまで用意されている。配信してもらうことを前提にしたゲームだと思う。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
