京都の交通インフラの会社、関西シグナルサービスがVRChatに作ったワールド「ネオミル」は、信号機の内部をイメージした空間で、色の並びが普段の信号機とは逆になっている。10月20日、そのワールドで、同社のバーチャルアンバサダー「なる」さんがデビューライブを開いた。同社が10月26日にプレスリリースで発表した。
名前の「なる」は、信号機の「シグナル」から取った。信号機の会社が、信号機の中をライブ会場にしてしまう。その発想がおもしろい。
動画:VIKKii(YouTube)。10月20日のライブのアーカイブ
01バーチャル音楽事務所のアーティスト2人と、約1時間
ライブは、バーチャル音楽事務所のSTAR Collection(スタコレ)と組んで開いた。出演はなるさんと、スタコレのVIKKiiさん、りるを。さんの3人。YouTubeのアーカイブによると、配信は20日18時55分ごろから約1時間だった。
リリースによると、アーカイブの視聴を含めて約500人が見た。アーカイブの概要欄では、「ネオミル」を「ネオンを見る」がコンセプトだと説明している。ワールドの中からは、同社が本社を置く京都の街並みが見える。
ネオミルでは今後も定期的に、スタコレのアーティストと合同のライブを開くという。
02創業1972年、信号機を作って直す会社
関西シグナルサービスは1972年の創業で、本社は京都市南区にある。信号機を中心に、交通インフラの設計・製造販売から工事、保守、物流までを手がける。
リリースによると、建設・インフラの業界は担い手が足りず、専門性も高いため、一般の人に知られる機会が限られている。同社は、これまでとは違う層との接点をつくるために、なるさんとネオミルを作った。今後はなるさんを通じて、会社の認知の拡大や採用の強化、地域の活性化にもつなげるとしている。
なるさんのXは@nalu_ksignal。ライブのハッシュタグは「#ネオミル」「#スタコレ」。
編集部のひとこと
街角の信号機の裏側にある設計や保守の仕事を、VRChatのライブから知る人も出てきそうだ。色の並びが逆の信号機を、一度ワールドの中から見てみたい。
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