探偵が犯人を指さして終わりではない。『フレミング邸の殺人事件』で遊び手に任されるのは、死亡診断書と救急活動記録を自分で書き上げる仕事だ。
1959年の英国の屋敷で相次ぐ死を調べる法医学ミステリーアドベンチャーが、11月3日17時(日本時間)にSteamで発売される。開発・販売はSUPERTHUMb。日本語はインターフェイスと字幕に対応し、体験版もある。
01容疑者を選ぶだけでは、事件は解決しない
ストアページによると、遊び手は現場と遺体を調べ、関係者から話を聞き、残された証拠を検討する。被害者は誰か、死因は何か、事故か自殺か他殺か。他人が関わったと判断したら人物を特定し、証拠で裏付ける。結論は死亡診断書や救急活動記録に記入する。
ゲームが推理の正否を教えてくれることはない、とストアページは説明する。報告書のすべての項目を証拠で裏付けて、初めて事件が解けるつくりだ。
絵は、1960年代のヨーロッパの犯罪・ミステリー漫画に着想を得た、手描きのリーニュ・クレール風のアート。公式サイトによると、全12エピソードで、結末は4種類ある。ストアページは『Return of the Obra Dinn』や『The Case of the Golden Idol』を遊び切った人に向けた作品としている。
02体験版は好評、美術はAI不使用と開発元
体験版は2025年11月20日にSteamで公開された。開発元は10月27日のお知らせで、ウィッシュリストが10万件に達したことを報告した。10月30日のお知らせでは、体験版のSteamでの評価が「非常に好評」だと伝えている。発売はWindowsとmacOSで同時だ。
開発元は7月のお知らせで、美術と素材はAIで生成したものではなく自分たちで作っていると述べた。公式サイトには、美術の制作過程を紹介するSUPERTHUMb Game ArtのYouTubeチャンネルへのリンクがある。
03価格・日本語・人数
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年11月3日(17時、日本時間。開発元のお知らせより) |
| 価格 | Steamのストアページには11月2日時点で表示なし |
| 対応機種 | Windows、macOS(Steam) |
| 日本語 | インターフェイス・字幕に対応(フル音声は非対応) |
| 人数 | 1人用 |
| 開発元/販売元 | SUPERTHUMb/SUPERTHUMb |
| 体験版 | あり(2025年11月20日公開) |
04配信・動画投稿のルール
公式の配信ガイドラインは確認できなかった(11月2日時点)。公式サイトとSteamのストアページ、お知らせに、配信や収益化の規定は見つからなかった。開発元は過去のお知らせで、体験版を遊んだYouTuberや配信した人への感謝を述べているが、これは規定ではない。配信や動画投稿の前に、開発元への確認が欠かせない。
編集部のひとこと
犯人を名指しして終わる推理ゲームではなく、書類を仕上げる仕事として事件に向き合わせる作りに惹かれた。体験版がすでに公開されているので、手触りは発売前に確かめられる。
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