「ウチらなら爆弾解除とか余裕っしょwww」。10月1日にデビューしたハグミィ・イン・スウィートハートさんは、配信の題名にそう書いた。遊んだのは『Keep Talking and Nobody Explodes』(完全爆弾解除マニュアル)。爆弾が目の前にある人と、爆弾を見られないままマニュアルを読む人が、話すことだけで解除を目指す協力ゲームだ。V/WIREが測っているVTuberのうち、先週と比べられる人で数えると、このゲームを遊んだ人は先週の0人から、この7日間で4人になった。2015年に出たゲームを、ハグミィ・イン・スウィートハートさんのほかにも、題名に「新人VTuber」と付けた人たちが遊んでいる。
01流行の兆し
完全爆弾解除マニュアル 先週0人→4人
Steel Crate Gamesが2015年10月9日にSteamで出した協力ゲーム。ストアページの説明では、爆弾のある部屋に1人きりのプレイヤーと、爆弾が見えないマニュアル係の仲間が、大急ぎで話し合って解除する。遊ぶには2人以上が必要だ。日本語に対応していて、価格は1,700円(11月7日時点)。
絶叫かぷぅさんは「どうやら仲の良さが試されるらしい…」と題して初見で挑み、月影美虎都さんは「プロのマニュアル人間です」と名乗り、「#3.5」と番号を振った配信を開いた。未宙ふわりさん(Lust for Light Gaming)はコラボ相手との「リベンジマッチ」だ。月影美虎都さんの「マニュアル人間」は、爆弾が見えない側の役をひとことで言い表していて、思わず笑った。
遊ぶには相手が1人以上いる。配信のルールの記載は、Steamのストアページには見つからなかった(11月7日時点)。
Loftia 先週0人→4人
Qloud Gamesのほのぼの系のマルチプレイヤーゲーム。Steamの早期アクセスが11月4日に始まった(10月30日のV/WIREの記事)。仲間と農作業や物作り、探索、飾りつけをしながら、持続可能な明るい未来を作っていく。日本語に対応していて、11月7日時点で17%引きの3,195円(通常3,850円)。
音海るーちぇさんは早期アクセスの配信の題名に「DEMO版でも最高だったので今日から住民票を置かせていただく」と書いた。猫宮ふわりさんは「新作MMOを2人でまったり」とコラボで遊んだ。
公式の「Fan Content Policy」(11月3日更新)では、Loftiaについての動画やライブ配信を作ってよく、YouTubeやTwitchの収益化のしくみ、投げ銭やメンバーシップも使える。ただし、ゲームの情報やゲーム内のアイテム・コイン・手助けを、支払いの見返りにしてはいけない。ゲームの音楽は、Loftiaについての動画・配信なら使える。
Goose Goose Duck 先週0人→5人
Gaggle Studiosの、最大16人で遊ぶソーシャルディダクション(正体隠し)のゲーム。プレイヤーは目的の違うグループに分かれ、自分のチームの目的を果たせば勝ちになる。Steamでは2021年10月4日から基本無料で遊べ、日本語の音声にも対応している。
慶兎さんは「またまたやります!!」と題したコラボ配信で遊び、藤黄わかばさんは「はじめてのおともだちとエンジョイハロウィンパーティ」と題して遊んだ。この7日に遊んだ人は、比べられない人も含めると6人だった。配信のルールの記載は、Steamのストアページには見つからなかった(11月7日時点)。
02いま広がっているもの
11月5日にNintendo Switch 2版が出た『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(発売の記事)は、先週の3人から87人に増えた。比べられない人も含めると、この7日に遊んだのは97人だ。比べられる人の数は、11月6日の昼にまとめた今週のVTuberトレンドの67人から87人に増えた。
『Cult of the Lamb』は先週の2人から7人になった。題名には「DLC入」「D・L・C!」と書いた配信もあり、追加コンテンツと一緒に遊ぶ人がいる。
配信した回の同時視聴者数がふだんより多かったゲームでは、『艦隊これくしょん -艦これ-』が、ふだんの約2.3倍だった。比べられた14人のうち12人が、ふだんより多かった(11月7日午前3時ごろ時点)。
03数え方
V/WIRE調べ。V/WIREが登録者数などを測っているVTuber(11月7日時点で6,652人)の配信・動画の題名から数えた。「この7日」は11月7日午前3時ごろまでの7日間、「先週」はその前の7日間。人数は、2つの週を比べられる人の数で書いた。「ふだんの◯倍」は、そのゲームを配信した回の同時視聴者数のピークが、その人のほかの配信(30日の中央値)の何倍だったかを人ごとに出し、その真ん中の値をとったもの。毎日の数字はVTuberトレンドのページで見られる。
編集部のひとこと
2015年の協力ゲームが、デビューしたての人たちの初見配信でまた遊ばれているのは、なんだかうれしい。題名に「仲の良さが試される」と書いた絶叫かぷぅさんのように、相手との関係ごと楽しめるのがこのゲームの強みだと思う。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
