「下げれば脚に、上げれば腕に、掴めば握手」。こむぎ湖さんが10月10日にBOOTHで発売したVRChat用のアバター「うでっこ」は、頭の2本のおさげが腕になる。その腕でフックショットを撃ち、腕を回して空を飛ぶ。体を作る三角形のポリゴンは、わずか256枚だ。価格は652円。
#VRChat 世界をさまようあなたが、
— こむぎ湖 (@Pepaitos) 2026年10月10日
絶対に見たことないアバターを作りました。
超絶逆張りローポリアバター「うでっこ」
販売開始!
【BOOTH】https://komugilake.booth.pm/items/8908621
引用:こむぎ湖(@Pepaitos)のポスト
01腕で飛ぶ、歩く、人を運ぶ
BOOTHの説明によると、うでっこには11のギミックが入っている。中心は腕を使うものだ。「うでアンカー」は両腕を伸ばして撃つフックショットで、「人をひっぱる」をオンにすると、撃ったアンカーの手に他の人が乗れる。「うでコプター」は両腕を回して空を飛ぶもので、「人を運ぶ」をオンにすると、手のあたりに他の人がつかまれる。
手を地面より下に入れると、腕で歩く。握手では他の人に手をつかんで引っぱってもらえ、両手を一定以上の速さでぶつけると拍手の音が鳴る。ひとりで遊ぶより、フレンドと会ったときに出番が多そうなギミックがそろっている。
ほかに、歩いたり着地したりするとパン生地のようにもちもち伸び縮みする体、なでられると変わる表情、リボンと体の色を変える機能、髪とスカートの長さを変える機能がある。表情はgoodサインの組み合わせだけで5通りに変えられ、説明には「覚えやすいし、暴発しにくい仕組み」とある。
02256ポリゴンで、Quest版にも対応
VRChatのパフォーマンスランクはPC版が「Excellent」、Quest版が「Medium」。PC版とQuest版のVRChatに対応し、キーボードでの操作、3点トラッキング、フルトラッキングのどれでも使える。ただし、ギミックを動かすには「アバターの測定方法」やトラッキングなどの事前の設定が要る。
BOOTHで「256fes」のタグが付いた商品は、10月11日朝の時点で85点あり、名前に「256」を入れたローポリの3Dモデルが多く並ぶ。うでっこにも、このタグが付いている。
03仕組みの解説も同梱、技術のまねは「大歓迎」
購入すると、アバター本体のほか、ギミックの動きが分かりやすくなる補助の物体を付けたデバッグ用のアバター、Blenderのデータ、うでアンカーの原理と作り方を説明したPDF、導入手順の動画が手に入る。PDFの紹介には「作るのめっちゃ大変だった」とひとこと添えてある。
利用規約では、有料版のデータや、その代わりになるデータを配ったり売ったりすることを禁じている。一方で、改変や動画・グッズでの収益化は認め、アバターの技術を調べてまねし、別の独自の商品を作って売ることも「大歓迎」と書いている。「作るのめっちゃ大変だった」という仕組みを、まねしてよいと言い切っている。ここには驚いた。
動作は10月10日時点のもので、VRChatの仕様が変わると正しく動かなくなる場合があると、BOOTHのページに書かれている。
04販売ページとサンプル
販売ページはBOOTHの「こむぎ工房」で、ページにはVRChatで試せるサンプルのアバターへのリンクも載っている。こむぎ湖さんのXは@Pepaitos。
編集部のひとこと
腕が脚にも、プロペラにも、人を乗せる足場にもなる。説明を読みながら、その発想に笑ってしまった。作者が自分で「超絶逆張り」と呼ぶだけのことはある。フックショットで、フレンドを引っぱり回してみたい。
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