配信ソフトのOBS Studioのバージョン33.0.0が、日本時間の10月24日朝(UTCでは23日)に公開されました。コメント欄やアラートの表示に使われる「ブラウザソース」のエンジンが大きく更新され、サードパーティ製プラグインの置き場所も変わっています。公式のリリースノートから、配信者に関わる点を挙げます。
01ブラウザソースのエンジンが更新された
ブラウザソースとブラウザドックが使っているエンジン(CEF)が、127から150に上がりました。リリースノートは、変更は裏側のものだとしたうえで、ブラウザソースで新しい不具合や妙な挙動があれば報告してほしいと呼びかけています。
ブラウザソースは、コメント表示、アラート、ウィジェットなど配信画面の部品に広く使われています。
日本時間10月21日の候補版(RC3)のリリースノートには、Windows 11で管理者権限でOBSを動かしているとブラウザソースが動かない問題を直した、という項目があります。管理者権限で起動している人には関係します。
02プラグインの置き場所が変わった
公式のプラグインは新しい「core」フォルダに入るようになりました。サードパーティ製プラグインにも新しい置き場所とフォルダの構成が用意されています。従来の置き場所に入れたプラグインも、OBS 34.0までは読み込まれると書かれています。
33.0.0に上げた直後にプラグインが使えなくなるわけではありません。34.0で古い置き場所が使えなくなることを見込んで、各プラグインの配布元の案内を確認します。
03更新前にやっておくこと
- プロファイルとシーンコレクションを書き出して、バックアップを残します。
- 配信や収録のない日に更新します。
- 更新後に、テスト配信かローカル録画で、ブラウザソースを使っているシーン(コメント、アラートなど)を一通り表示します。
- 入れているプラグインの配布元で、33.0.0への対応状況を確認します。
04そのほかの変更
配信画面の操作まわりでは、プレビューでのソースのスナップに視覚的な目印が付き、画面の端から端まで効くようになりました。非表示のソースには反応しなくなっています。数値入力欄は、入力した値がEnterで反映され、Enterでウィンドウが閉じることもなくなりました。音声モニタリングを切り替えるホットキーも追加されています。
ゲーム配信向けには、ゲームキャプチャがフルスクリーンのゲームをより正しく検出するようになった、と記載されています。そのほか、NVIDIAのエンコーダー(NVENC)がArm64版で使えるようになりました。Ubuntu 24.04のサポートは終了しています。
編集部のひとこと
ブラウザソースは、コメント欄もアラートもウィジェットも、配信画面の表示の多くを担っています。そのエンジンが一気に新しくなる以上、更新直後の配信でいきなり本番、という流れは避けたいところです。
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