「安心してください、付いてますよ。」。男性客の体毛をレーザーで焼いていく経営シミュレーション『脱毛サロンシミュレーター』の開発元は、3月のプレイテストの告知にこう書いた。実況配信をする人のために「ニップレス機能」を入れたという説明の、締めの一文だ。BANを気にせず施術を配信してほしいという気づかいを、冗談に包んで書くところに笑ってしまった。
その正式版が、11月10日(火)12時(日本時間)にSteamで発売される。開発元のヨシオゲームズが10月27日、Steamのお知らせで発表した。価格は800円(税込み)で、発売から1週間は10%引きの720円になる。当初は早期アクセスで出す予定だったが、開発が順調に進んだため、正式版(バージョン1.0)として発売することにしたという。
01痛みゲージを見ながら毛を焼く、男性専用サロンの経営
プレイヤーは男性専用の脱毛サロンのオーナーで、施術も自分でする。マウスでレーザーを当て、客の毛を一本残らず焼いていく。続けて当てすぎると客の「痛みゲージ」が振り切れ、悲鳴やクレームにつながる。冷やす道具や麻酔クリームを挟みながら、痛がらせずに素早く終えるのが腕の見せどころだ。
施術のあとは、客の財布の具合を見てアフターケアの商品を勧める。施術の出来はレビューサイトの評価になって客足を左右し、稼いだお金で新しいレーザー機器を買い、スタッフを雇ってサロンを大きくしていく。客に待ち時間がなく、自分のペースで施術できる「平和なセカイ」というモードもある。
正式版は、グレード7までエンディングを含めて約8時間遊べる。火炎放射器やブラックホール、掃除機といった、およそ脱毛には使わない施術道具も出てくる。
02プレイテストには予想の4倍超、体験版は配信中
本作は3月2日から、Steamで参加者を募る無料のプレイテストを開いた。ヨシオゲームズは50人ほどの参加を見込んでいたが、226人からリクエストが届いたと3月10日に報告している。
10月5日には無料の体験版の配信が始まり、10月のSteam Nextフェスにも参加した。体験版はその後、10月13日までに3回のアップデートで、プレイヤーの報告をもとに細かい直しを重ねている。VTuberの楽生たおさんも、10月17日に体験版を遊んだ動画を出している。
03配信と収益化は「全面的に許可」
ヨシオゲームズは3月のプレイテストの告知で、配信と動画投稿について「個人・法人、収益化の有無を問わず、全面的に許可」すると書き、ガイドラインによる制限はないとしている。10月27日の発売日の告知には、配信についての新しい決まりは書かれていない。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年11月10日(火)12時(日本時間) |
| 価格 | 800円(税込み)。発売から1週間は720円 |
| 対応機種 | PC(Steam、Windows) |
| 日本語 | 対応 |
| 人数 | 1人 |
| 開発/パブリッシャー | ヨシオゲームズ(Yoshio Games)/2P Games(Steamのストアページの表記) |
| 体験版 | あり(無料) |
編集部のひとこと
男性客の体毛を焼くゲームで、配信する人のBANの心配まで先回りしているのには感心した。そこに「安心してください」と冗談をかぶせる開発元のノリが好きだ。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
