配信や動画のBGMを探すとき、気になるのは「収益化していても使えるか」と「何を書けばいいか」ではないでしょうか。MusMusは個人運営のフリーBGM・音楽素材サイトで、無料で使え、登録もいりません。公式FAQには、YouTubeの収益化チャンネルのBGMに使えると書かれています。
この記事では、MusMusの公式の規約とFAQをもとに、使える範囲、クレジットの書き方、つまずきやすい点を整理します。情報は2026年10月28日時点の公式ページによるものです。
01MusMusはどんなサイトか
公式サイトでは、フリーBGM・音楽素材のサイトとして運営されています。管理人は「watson」と表記されています。曲は次のような切り口で探せます。
- 雰囲気のタグ(ゆったり、元気、明るい、切ない、かっこいい、ダークなど)
- ジャンル(ジャズ、ピアノ、ロック、チップチューンなど)
- 使用目的別の一覧(ラジオ・配信、動画、ゲーム)
BGMのほか、ジングル、効果音、ボーカル曲、和風、楽譜、MIDI素材のカテゴリもあります。曲数の総数は、公式ページで確かめられませんでした。
02配信や動画で使うときの条件
公式FAQによると、YouTubeの収益化チャンネルのBGMに使えます。長尺動画、ライブ配信、ショートなど、形式は問わないとされています。ニコニコ動画では、動画や生放送のBGMとして使えます。条件は次の2つです。
- 使うコンテンツに、MusMusの楽曲だと分かる著作権表示を入れる。
- BGMとして使う。
著作権表示の書き方
フル表記は「フリーBGM・音楽素材MusMus https://musmus.main.jp/」です。MusMusの楽曲だと分かれば、「BGM:MusMus」のような短い表記でも構いません。
ニコニコ動画では、動画内か説明欄のどちらでも可です。タグに書く場合は投稿者がタグを固定する必要があります。固定されていないタグは、表記とはみなされません。
できないこと
利用規約には、次のような禁止事項があります。
- BGM以外の目的での使用
- 楽曲を聴かせることが主目的の映像(楽曲が主となるスライドショーやループアニメーションなど)への使用
- 素材としての再配布や、再配布された楽曲の使用
- 楽譜の再配布やコピー
- AI・機械学習の学習データとしての利用、AIによる改変(アレンジ、リミックス、音源分離、音声変換など)
- 不適切な著作権表記での使用
- 楽曲の内容が変わる改変(フェードイン・アウト、ループ、カット、音質調整は加工として可能)
規約に違反した場合は、作品の公開停止や収益化の停止を含む措置が取られることがあると、利用規約に書かれています。
03つまずきやすい点
Content IDに登録しない
YouTubeのContent IDなどに動画を登録している人は、MusMusの楽曲を登録しないよう求められています。規約でも、JASRACなどの著作権管理団体やContent IDへの登録は禁止事項です。歌ってみた動画や配信アーカイブをContent ID対象にしている場合は、BGMとして入れた部分の扱いを確かめてから使いましょう。
歌枠・歌ってみたの「主役」にしない
楽曲が主となる映像は、BGM以外の目的の使用にあたります。MusMusの曲を聴かせるための動画は使えません。配信や動画の中身が主役で、曲はその後ろで流す使い方が前提です。
ダウンロードにはJavaScriptが必要
公式FAQによると、ダウンロードにはJavaScriptが必要で、ブラウザでJavaScriptをオフにしているとダウンロードできません。形式は主にmp3です。BGM、チップチューン、ピコピコ、アンビエントの一部の曲では、ループ位置の情報を含むOGGも配布されています。ループ付きのOGGは、イントロのあと途中のループ区間に戻って繰り返し、ふつうのOGGは曲の頭から最後までを繰り返します。ほかの形式が必要なときは、自分で変換します。
04はじめの一歩
- MusMusの公式サイトを開き、雰囲気・ジャンル・使用目的のどれかで曲を探す。
- 気に入った曲の曲カードから、使うソフトに合う形式をダウンロードする(登録は不要)。
- 配信や動画の説明欄などに、「BGM:MusMus」などの表記を入れる。
- 使う前に、利用規約とFAQをもう一度読む。
05料金
無料で、登録も不要です(2026年10月28日時点)。著作権表示が難しい場合は、有償での利用に対応していると公式FAQにあります。公式の料金ページによると、BGM・ジングル・チップチューンは「3,990円×使用曲数×使用コンテンツ数」、効果音は「3,990円×使用コンテンツ数」です(税別)。有償でも、BGM以外の使い方はできません。
06こんな人に
配信の待機画面や雑談、動画のBGMに、クレジットを書く手間だけで使える曲を探している人に向いています。反対に、AIで曲を加工したい人、動画をContent IDで管理している人、曲そのものを聴かせる動画を作りたい人は、規約に当てはまらないか確かめてください。
編集部のひとこと
BGM選びでは、曲の雰囲気より先に「配信で使ってよいか」の確認が手間になります。MusMusは、収益化や配信の扱いがFAQにはっきり書かれているので、その確認が早く済みそうです。ただし、規約の禁止事項は細かいので、使い始める前に1度は通して読むのをおすすめします。
名鑑では、MusMusのほか、BGM・効果音などの素材ツールもまとめています。配信のはじめ方は、入り口の記事もどうぞ。
TOOLSこの記事に出てくるツール
- MusMusBGM・効果音素材 Web個人運営のフリーBGM・音楽素材サイトです。無料で、登録なしで使えます。NEW無料個人開発日本語無料・登録不要(著作権表示をしない使い方は有償)
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