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配信設定GUIDE — 2026.10.04 03:29

VTuberの始め方|必要なもの・費用と、初配信までの準備【2026年版】

必要なのは、キャラクターの見た目、それを動かすアプリ、配信ソフトの3つ。ソフトだけなら0円から始められ、お金がかかるのは主にモデルと機材です。

文・V/WIRE編集部 更新 2026.10.04 11:22 読了 約7分 XLINE
VTuberの始め方|必要なもの・費用と、初配信までの準備【2026年版】

VTuberを始めるのに、大きな初期費用はかかりません。ソフトは無料のものがそろっているので、パソコンと、Webカメラかスマホ、マイクがあれば初配信まで進められます。

この記事のポイント

  • 用意するのは、見た目(2Dか3D)、動かすアプリ、配信ソフトの3つ
  • VRoid Studio、Live2D Cubism Editor(FREE版)、VTube Studio、nizima LIVE、Warudo、OBS Studioは無料で使える
  • YouTubeでライブ配信できるのは16歳以上。初めての有効化には最大24時間かかることがある
  • 収益化は、登録者500人からのファン支援機能と、1,000人からの広告収入の2段階

01最初に決めること:名前・活動の軸・活動する場所

ソフトや機材を選ぶ前に、どんなキャラクターで、何をする人なのかを決めておきましょう。ここが固まっていると、あとの準備がスムーズです。

まずは名前と、見た目のイメージです。髪や服の色、雰囲気、イメージカラーは、モデルを人に頼むときも、自分で作るときも出発点になります。名前が決まったら、XやYouTubeで検索して、似た名前の人がいないかも確かめておきましょう。

次は活動の軸です。雑談、ゲーム実況、歌、お絵描き、ASMRなど、やりたいことがいくつあっても、最初は1つか2つに絞ると自己紹介で伝えやすくなります。

最後に、どこで活動するかです。YouTube、Twitch、TikTok LIVEなどがあり、この記事ではYouTubeでの手順を例に説明します。

02見た目を用意する:2Dか3Dか

VTuberの見た目には、イラストを動かす2D(Live2D)と、立体の3D(VRMなど)の2種類があります。

2D(Live2D)3D(VRMなど)
見た目イラストの表情や髪がそのまま動く立体なので、体ごと動かせる
向いている配信雑談、ゲーム実況、歌枠など、顔が映る配信全般体を使う企画、ダンス、VRChatなどでの活動
無料で作るならLive2D Cubism Editor(FREE版)でイラストに動きを付けるVRoid Studioでパーツを組み合わせて作る
動かすアプリの例VTube Studio、nizima LIVEWarudo(Windowsのみ)

自分で作る

3Dで作るなら、VRoid Studioがいちばんの近道です。パーツを選んでパラメータを調整するだけでキャラクターが作れて、利用は無料。作ったモデルも、さまざまな用途で無料で使えると公式サイトで案内されています。Windows、macOS、iPadで使えます。

2Dの場合は、イラストを描いたうえで、Live2D Cubism Editorを使ってパーツごとに動きを付けていきます。無料のFREE版があり、PRO版の機能も42日間試せます。イラストと動き付けを両方ひとりでこなすのは大変なので、どちらかを人に頼むのも一つの手です。

人に頼む・買う

イラストやLive2Dの動き付け(モデリング)は、クリエイターに依頼したり、すでに完成しているモデルを購入したりもできます。依頼するときは、配信での利用だけでなく、グッズへの利用や改変、収益化した配信での利用まで認められているかを、最初に確かめておくと安心です。

03見た目を動かすアプリを選ぶ

モデルができたら、次は動かすためのアプリです。Webカメラやスマホのカメラで顔の動きを読み取って、モデルに反映してくれます。

アプリ対応するモデル価格(2026年10月4日時点)読み取りの方法
VTube StudioLive2D無料(Webカメラ使用時の透かしを消す追加コンテンツは1,520円)Webカメラ、iPhone・Androidアプリ
nizima LIVELive2D無料プランあり(個人向けの有料プランは月550円)Webカメラ、iPhone
Warudo3D(VRMなど)個人利用は無料Webカメラ、iPhone、VRトラッカーなど

VTube StudioはLive2Dのモデル専用で、VRoid Studioで作った3Dモデルは使えません。3Dで始めるなら、Warudoのような3D用のアプリが必要です。ただしWarudoはWindows専用なので、Macで3Dを動かしたい場合は、Mac対応のアプリを別に探すことになります。また、iPhoneの顔認識を使うと、Webカメラより細かい表情まで読み取れます。

04配信ソフトはOBS Studio

動いているモデルの画面と、ゲーム画面やマイクの音をひとつにまとめて配信するのが配信ソフトです。定番はOBS Studioで、無料のオープンソースソフト。Windows、macOS、Linuxで使えます。

OBSでは、モデルを表示しているアプリの画面を取り込み、背景やゲーム画面と重ねて「シーン」を作ります。待機画面・本編・エンディングのようにシーンを分けておくと、配信中の切り替えが楽になります。

YouTubeとのつなぎ方や、解像度・ビットレートの決め方は「OBSの配信設定」で詳しく説明しています。

05機材はマイクから整える

機材でいちばん先にこだわりたいのはマイクです。声が聞き取りにくいと、せっかくの話も伝わりません。予算をかけるなら、まずはマイクからがおすすめです。

マイクには、パソコンにそのまま挿して使えるUSBマイクと、オーディオインターフェイスという機器を間にはさんで使うXLRマイクがあります。USBマイクなら、オーディオインターフェイスはなくても配信できます。音質にこだわりたい人や、歌ってみたを自宅で録りたい人は、XLRマイクとオーディオインターフェイスの組み合わせも検討してみてください。

カメラは、最初はパソコン付属のWebカメラや手持ちのスマホで十分です。

パソコンは、顔の読み取り、モデルの表示、配信を同時にこなすため、ある程度の性能が必要です。ゲーム実況をするなら、そのゲームの推奨環境より余裕のあるものを選ぶと安心です。

06YouTubeでライブ配信できるようにする

YouTubeのヘルプでは、ライブ配信の条件と注意点として、次のことが挙げられています。

  • 16歳以上であること
  • チャンネルの確認(電話番号などによる本人確認)を済ませること
  • 過去90日間にライブ配信の制限を受けていないこと
  • ライブ配信を初めて有効にするときは、有効になるまで最大24時間かかることがある

デビュー日が決まったら、数日前までに有効化を済ませておきましょう。OBSから配信するときは、YouTube Studioで配信を作成し、表示される「ストリームURL」と「ストリームキー」をOBSの設定に貼り付けて接続します。ストリームキーは、他人に見られないよう注意してください。OBSにYouTubeのアカウントを接続してつなぐ方法もあり、手順は「OBSの配信設定」で紹介しています。

07初配信までの準備

  • Xのアカウントを作る:プロフィールに名前、活動内容、YouTubeチャンネルのURLを書いておきましょう。
  • 配信枠を先に作る:YouTubeで日時を予約した配信枠を作っておくと、告知にそのURLを貼れるうえ、視聴者も通知を受け取れます。
  • デビューを告知する:日時と配信枠のURLを入れて、数日前から告知しておくのがおすすめです。#新人Vtuber や #Vtuber準備中 のハッシュタグを付けると、新人を探している人に見つけてもらいやすくなります。V/WIRE の「推し便り」から告知を送っていただくと、記事で紹介することもあります。VTuber検索サイトのおしたん(V/WIREの運営会社のサービス)に登録しておくのも一つの方法です。
  • テスト配信をする:限定公開でテスト配信をして、声の大きさ、モデルの動き、画面の切り替えを確かめておくと安心です。
  • 初配信の内容を決める:自己紹介、活動でやりたいこと、ファンの呼び名や配信タグの相談など。配信の最後に次の配信予定を伝えておくと、また来てもらいやすくなります。

08収益化は登録者500人から段階的に

YouTubeで収益を得るには、YouTubeパートナープログラムへの参加が必要です。YouTube公式の案内によると、参加の条件は2段階に分かれています。

段階主な条件使える機能
登録者500人から直近90日間に公開動画3本以上。そのうえで、直近12か月の総再生時間3,000時間以上か、直近90日間のショート動画の視聴回数300万回以上メンバーシップ、Super Chat などのファンからの支援
登録者1,000人から直近12か月の総再生時間4,000時間以上か、直近90日間のショート動画の視聴回数1,000万回以上広告収入(上の機能も使える)

どちらの段階でも、Googleアカウントの2段階認証をオンにすることや、YouTube向けのAdSenseアカウントをリンクすることが必要です。

09費用はソフトなら0円から。差が出るのはモデル代

始め方ソフトの費用(2026年10月4日時点)そのほかに必要なもの
3Dで、すべて自分で0円(VRoid Studio、Warudo、OBS Studio。WarudoはWindowsのみ)パソコン、Webカメラかスマホ、マイク
2Dで、モデルは自作0円から(VTube Studioの透かしを消すなら1,520円)上記に加えて、イラストとLive2Dの作業時間
2Dで、モデルを依頼・購入0円からモデルの依頼料・購入費(依頼先によって大きく変わる)

編集部のひとこと

最初から全部をそろえる必要はありません。無料の道具で1回配信してみると、自分に足りないものがはっきり見えてきます。マイクを替えるか、モデルを人に頼むかを決めるのは、そのあとでも遅くありません。

V/WIRE編集部

VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針

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