「全員優勝おめでとう!」。10月26日の夜、メラ・アカルさんの歌枠のコメント欄には、この言葉がいくつも並んだ。題名に掲げた目標は「23:30までにとうとう…同接333人」。V/WIREの計測では、この配信の最大同時視聴者数は337人だった。
メラ・アカルさんは、歌枠の題名に同時視聴者数や初見さんの人数の目標をよく書く。届いた夜、リスナーはその喜びを「全員優勝」と書き込んで分け合う。低い声と高い声の両方で歌う、個人勢のVTuberだ。
01どんな人?
チャンネルの紹介文で、メラ・アカルさんは自分を「低音女Vtuber」と名乗る。紹介文によると、特徴は特殊な低音と、歌ったときの高音。見た目はイケメンで声も低いのに、ゲームを始めると途端にポンコツになるという。歌枠の題名でよく使うのは「珍しい声の低音女子」という言葉だ。
デビューは2022年8月20日。動画の概要欄によると、フルタイムで働きながら、月・水・金・土・日の週5日配信している。配信のはじまりのあいさつは「こんメラ」、おわりは「おつメラ」。歌枠では🔥の絵文字の弾幕が合図になる。
概要欄には、応援してくれる人への「絶対の約束」も書いてある。課金は絶対に無理しないこと、「課金できないから応援できない」という気持ちは一切不要なこと。配信に来て「コメントをしてくれることがなによりうれしい」とも書いている。
02配信と動画
配信の中心は歌枠だ。毎週月曜の夜は歌枠で、日曜の夜は「低音女子のKARAOKE Bar」と題した歌枠になる。SUPER BEAVER、RADWIMPS、キタニタツヤさんなどの邦ロックをよく歌い、10月28日は2010年代の曲をそろえた歌枠だった。朝活の雑談や、ゲームの配信もある。
これまでに歌った曲は、リスナーが作った一覧表にまとまっている。メラ・アカルさんは、その表へのリンクを配信の概要欄に載せている。リスナーの手作りの一覧が本人の概要欄にあるのを見て、うれしくなった。
オリジナル曲は5曲ある。2024年5月の初オリジナル曲『僕とあなたと』は、3万7,000回以上再生された(10月29日時点)。その後『MELA MELUV FIRE』『Daybreaker』『奈落で咲かせ、いざ燈明を』と続き、2026年5月に5曲目の『世界が終わる前に、さよならという愛を。』を出した。『僕とあなたと』『Daybreaker』と5曲目では、作詞にも名前を連ねる。オリジナル曲を収めた初めてのEP「DAYBREAKERS」をBOOTHで販売している。
歌ってみたでは、女王蜂の『メフィスト』のカバーが6.7万回再生されている。10月25日には、キタニタツヤさんの『エメラルド』を公開した。
03ここまでの歩みと、これから
- 2022年8月20日:デビュー
- 2024年5月5日:初めてのオリジナル曲『僕とあなたと』
- 2025年9月20日:3Dお披露目ライブ
- 2026年5月5日:新しい姿に
- 2026年8月:4周年。記念の歌ってみたにRADWIMPSの『会心の一撃』
- 2026年10月24日:デビュー50か月の記念の歌枠
2025年9月の3Dお披露目ライブの題名には「ただの社畜一般人が、みんなと叶えた夢の瞬間」とある。概要欄には「通過点だけど、この瞬間を一緒に過ごせたことは忘れない」と書いた。
次の目標も、最近の配信の概要欄に書いてある。年内に登録者2万5,000人。そして、いつか同接400人の景色を見ること。登録者は10月29日時点で2.27万人(V/WIRE調べ)。
04リスナーの声
目標を越えた10月26日の歌枠のアーカイブには、お祝いのコメントが続いた。「諦めずに捲ったの感動的だった!」「目標達成感動しました😂🎉」。1週間前、10月19日の「同接320人目標」の歌枠のアーカイブにも、目標の達成を祝うコメントが並んでいる。初めて歌った曲への感想を書き込む人もいる。
05メラ・アカルさんを見に行くなら
- 配信:月・水・金は21時45分ごろから、土曜は21時ごろから、日曜は朝8時30分ごろと21時ごろから(チャンネルの紹介文より)。毎週月曜は歌枠
- 最初に見るなら:初めてのオリジナル曲『僕とあなたと』と、月曜の夜の歌枠
- 配信タグ:#メラメライブ、ファンアートタグ:#メラアカル見て
- あいさつ:こんメラ/おつメラ
- YouTube:@mela_akaru
- X:@mela_akaru
- グッズ:BOOTH(ぬいぐるみは11月30日まで販売)
- V/WIREのVTuber名鑑
編集部のひとこと
目標の数字を題名に書くのは、届かなかったときのことを考えると勇気がいる。それを続けて、届いた夜にはリスナーと一緒に「全員優勝」と喜んでいる。同接400人の夜のコメント欄を、いつか見てみたい。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
