235日間宇宙にあり、国際宇宙ステーション(ISS)から生中継もされたVTuberのぬいぐるみが、地球に戻って一般に公開されている。「推し宙プロジェクト」によると、ぬいぐるみとアクリルパネルは11月6日から8日まで相模原市立博物館(神奈川県相模原市)で展示される。ぬいぐるみは、11月28日の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)の特別公開でも展示される予定だ。
宇宙へ行ったグッズは、プロジェクトのナビゲーターを務めるVTuber4人(宇推くりあさん、人生つみこさん、芽唯さん、凛々咲さん)のぬいぐるみと、43人のVTuberなどを描いたアクリルパネル3枚だ。プロジェクトによると、VTuberのグッズが宇宙(海抜100km以上)に届いたのは世界で初めてだという。
01打ち上げから展示まで1年あまり
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年10月26日 | H3ロケット7号機で、グッズを積んだ補給機「HTV-X1」を種子島宇宙センターから打ち上げ |
| 2025年10月29〜30日 | HTV-X1がISSに到着 |
| 2026年4月17日 | ISSの「きぼう」日本実験棟で浮かぶグッズを生中継 |
| 2026年6月17日 | スペースXのドラゴン補給船で地球に帰還 |
| 2026年9月下旬 | コマンダーの宇推くりあさんとプロジェクトのメンバーが受け取り |
| 2026年11月6〜8日 | 相模原市立博物館で展示(ぬいぐるみとアクリルパネル) |
| 2026年11月28日 | 筑波宇宙センターの特別公開で展示(ぬいぐるみのみ) |
プロジェクトは、JAXAの「きぼう有償利用制度」を使って実現した。4月17日の生中継では、無重量の「きぼう」の中でぬいぐるみとパネルが浮かぶ様子が映され、参加したVTuberがその様子をYouTubeで配信した。
02ロケットの打ち上げを実況する宇推くりあさんがコマンダー
このミッションのコマンダーは、個人勢の宇推くりあさんが務めた。宇推くりあさんはロケットの打ち上げを実況して活動していて、10月には群青財団から1年半の活動資金の提供を受けることも発表している(関連記事)。推し宙プロジェクトは、株式会社sorae、Chart株式会社、ふわころもち合同会社の3社が共同で企画・運営している。
編集部のひとこと
打ち上げを実況してきた人のぬいぐるみが、本当にロケットに乗って宇宙へ行き、帰ってきた。打ち上げから帰還、展示までの道のりを思うと、少し胸が熱くなる。相模原での展示は8日まで、筑波は28日。宇宙を回ってきた実物を見られる機会は多くない。
VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針
