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話題TOPIC — 2026.10.06 18:38

毘沙門天ゆるいこさん、YouTube配信の伸び悩みは「必然的な停滞」 おすすめが常連中心になると分析

配信技術に詳しいVTuberの毘沙門天ゆるいこさんが、YouTubeのおすすめが常連の登録者中心になり、配信に初見の視聴者が来なくなるという考えをXに投稿した。

文・V/WIRE編集部 更新 2026.10.07 00:23 読了 約4分 XLINE
毘沙門天ゆるいこさん、YouTube配信の伸び悩みは「必然的な停滞」 おすすめが常連中心になると分析

配信の音響や技術の相談を受けているVTuberの毘沙門天ゆるいこさんが、10月6日の朝、自分の配信に初見の視聴者が来なくなった理由について、Xに連投した。常連の視聴者が固まると、YouTubeのおすすめは登録済みの常連を中心に配信を届けるようになるという。本人はこれを「必然的な停滞」と呼んでいる。

引用:毘沙門天ゆるいこ💎✨10月のご依頼募集中(@yuru_creation)のポスト

この投稿には、10月6日17時55分時点で、いいねが503件、リポストが107件、ブックマークが378件付いている。

017月と8月は伸びていた

連投は8時11分に始まった。最初の投稿では、急に初見が来なくなった理由がようやく分かったと書いている。その後の投稿によると、7月と8月は毎日配信するだけで、同時接続数も登録者数も順調に伸びていた。ところが、あるときから初見のコメントがぱったりなくなった。原因を調べるうちに、おすすめの届く先が変わったことを示すデータにたどり着いたという。

理由として挙げたのは、YouTubeのおすすめの考え方だ。毘沙門天ゆるいこさんによると、おすすめのAIは「視聴者ファースト」の理念に従い、より安定して満足してもらえる相手に配信を勧める。常連が固まったチャンネルでは、その相手が登録済みの常連になる。その結果、おすすめは常連を中心にしか配信を届けなくなるという。

おすすめそのものが止まるわけではないので、見かけの数字はほとんど変わらず、クリック率はむしろ上がるくらいだ。それでも、配信を見る人のうち、チャンネルに登録していない人の割合だけが下がっていく。7年近くYouTubeで配信してきて、初めて気づいたことだという。配信だけでは伸ばしにくく、ショートや動画が必要になる理由にも納得がいったと書いている。

一方で、話を広げすぎないよう断ってもいる。自分の配信の形で起きたことなので、内容が一本槍でない配信者には当てはまらないかもしれないと書き、自分の投稿を「小学生の感想文」と呼んだ。同じジャンルの配信に特化していると起きやすそうだ、とも添えている。次はこの停滞を打ち破る方法を探るという。

02YouTubeの公式の説明

YouTubeは、おすすめの仕組みを公式サイト「How YouTube Works」で説明している。おすすめの役割は、視聴者が見たい動画や価値を感じる動画を見つける手助けだという。判断には、視聴の傾向、高評価と低評価、登録チャンネル、満足度アンケートの回答などを使う。

YouTubeヘルプの「パフォーマンスに関するよくある質問」によると、ホーム画面のおすすめには、登録チャンネルの動画のほか、好みの似た視聴者が見た動画や新しい動画も表示される。そのうえで、視聴者を増やすには「既存の視聴者を維持することと、新しい視聴者を獲得することの両方が必要」だとしている。

視聴者の満足を判断に使うことは公式も書いている。ただ、常連が固まると届く先が登録者に偏る、という話は、この2つのページには書かれていない。この見立ては、毘沙門天ゆるいこさんが自分のチャンネルのデータから導いたものだ。

03共感と、違う見方

引用では、配信者から「めちゃわかる~」という声が上がった。時間帯やジャンル、ショートや動画など、配信のやり方から工夫しないといけないのかと受け止める人もいた。視聴者の立場から、ここ1年ほどは登録済みのチャンネルの動画がおすすめに多く出ると書く人もいる。

違う見方もある。おすすめを先に届けた既存の視聴者の反応が弱いと、新しい人に「配る余地がない」のではないか、という指摘だ。

04毘沙門天ゆるいこ

毘沙門天ゆるいこさんは、2018年5月にYouTubeチャンネル「毘沙門天ゆるいこ / YURUICO ch」を開設したVTuberだ。チャンネルの概要欄では、対話型の雑談配信がメインだと紹介している。チャンネル登録者は10月6日時点で1.43万人。

Xのプロフィールでは配信音響・配信技術の専門家を名乗り、OBSの設定や音声の調整、機材の相談の依頼を受けている。2024年11月には「VTuber勉強会」と題した配信で、マイクの使い方を解説した。

YouTube:毘沙門天ゆるいこ / YURUICO ch X:@yuru_creation

編集部のひとこと

初見が来なくなったとき、まず自分のチャンネルのデータを調べにいく。その順番に、配信技術の相談を受けてきた人らしさを感じた。本人が予告した「打破する具体的な方法」の投稿も読んでみたい。

V/WIRE編集部

VTuber界隈のあれこれを届けるV/WIRE編集部です。 編集方針

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