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アプリ・ツールGUIDE — 2026.11.02 11:42

iZotope RXとは|歌ってみた・録音のノイズやクリック音を直すソフト、Elements・Standard・Advancedの違い

iZotope RXは録音した音声のノイズ除去・修復ソフト。Elements・Standard・Advancedの3つの版の違いと価格、対応環境、使用許諾契約で確かめたい点を公式の記載から示す。

文・V/WIRE編集部 更新 2026.11.02 11:42 読了 約4分 XLINE
iZotope RXとは|歌ってみた・録音のノイズやクリック音を直すソフト、Elements・Standard・Advancedの違い

iZotope RXは、録音した音声のノイズ除去や修復を行うソフトです。公式ストアにはRX 12のElements、Standard、Advancedの3つの版が並び、含まれる機能と価格が大きく違います(11月2日時点)。対応OSはWindowsとMacです。

歌ってみたやナレーション、収録済みの動画の音声に混ざったノイズやクリック音を、あとから整えたい人向けのソフトです。

この記事のポイント

  • 3つの版は、Elementsが$99、Standardが$399、Advancedが$1,399(米国ストア表示)
  • Elementsは6つのプラグインと独立した音声エディター。StandardはSpectral Repair、De-hum、De-click、De-clipなどの修復機能
  • 配信中のリアルタイム処理ではなく、録音した音声を直すソフト
  • 使用許諾契約に、作った作品の商用利用についての記載はない(11月2日時点)

01どんな場面で使うソフトか

公式の説明では、RXは録音した音声のノイズ除去や修復のためのソフトです。歌ってみたの録音に入ったクリック音、ナレーションに乗ったハムノイズ、収録済みの動画の雑音のように、録り終えたあとで気づく音の傷みを直す場面に向いています。

配信しながらノイズを減らす方法は、配信のマイクのノイズを減らす方法で書いています。録音の段階で整える方法は、歌ってみた・歌枠の録り方を読んでください。

023つの版の違い

版価格(米国ストア表示、11月2日時点)公式が挙げる中身
RX 12 Elements$99.00 USD6つのプラグインと、独立した音声エディター
RX 12 Standard$399.00 USD18のプラグイン。Spectral Repair、De-hum、De-click、De-clipなどで音声を修復
RX 12 Advanced$1,399.00 USD50以上のツール。Dialogue Isolate、Ambience Match、Music Rebalanceなどを含む

公式の説明では、Repair Assistantが音声を解析し、修復の設定を提案します。単体のエディターのほか、AAX・AU・VST3などのプラグインとしても使えます。

円での価格は、公式ページで確かめられませんでした。ドルの価格は購入ページの表示で、時期や条件で変わることがあります。StandardとAdvancedのページには、すでにiZotopeの製品を持っている人は安い価格になる場合があると案内されています。

03版の選び方

直したい音が決まっているなら、その修復機能が入った版を選びます。クリック音、ハムノイズ、音の割れ(クリップ)といった基本的な修復は、公式の説明ではStandardの機能として挙がっています。ElementsはElements専用の6つのプラグインと独立エディターで、どの修復機能が含まれるかは公式の版比較ページで確かめてください。会話の分離や、背景の雰囲気を合わせる機能(Dialogue Isolate、Ambience Match)、音楽の各パートの音量バランスを調整する機能(Music Rebalance)はAdvancedに含まれると、公式は案内しています。

04対応環境

対応しているのは、Windows 10(22H2)・11(24H2)と、macOS Sonoma(14.7)・Sequoia(15.8)・Tahoe(26.x)で、いずれも64ビットのみです。日本語に対応しているかは、公式ページで確かめられませんでした。

05契約で確かめておきたい点

ソフトウェア使用許諾契約の発行元は、iZotopeではなくBoris FX, Inc.です。契約では、1台のコンピューターでの同時使用が認められています。同時に使う人が増える場合は、追加のライセンスが必要です。アップグレードには、元のソフトのライセンスが必要です。ソフトの貸与・賃貸、サービスビューローやASPとしての使用は禁じられています。

この契約には、RXで直した音声を使った作品の商用利用について、書かれていません(11月2日時点)。作品の収益化を判断する材料は契約にないので、気になる場合はiZotopeに問い合わせるのが確実です。同梱の素材の権利はBoris FXが持つと、契約に書かれています。

06無料で試せるノイズ対策

RXの3つの版は、いずれも有料です。まずは無料で試したい人は、ツール名鑑のNVIDIA BroadcastやKrispを見てください。声や音質のツールは、「声・音質・ノイズ対策」の絞り込みで一覧にできます。

07よくある質問

配信中のノイズ除去にも使えますか

RXは、録音した音声を直すソフトです。配信中のリアルタイムの処理には、OBSのノイズ抑制などを使います。

マイクの機材を替えるのと、どちらが先ですか

録音の入り口を整えるほうが先です。マイクの選び方は配信用マイクの選び方、インターフェイスはオーディオインターフェイスの選び方で比べています。

最安のElementsでも足りますか

ElementsはElements専用の6つのプラグインと独立エディターの版です。直したい内容(クリック音、ハムノイズなど)が含まれているかを、購入前に公式の版比較で確かめてください。

08公式のページ

入り口の記事はVTuberの始め方です。

編集部のひとこと

版によって機能の幅が大きく違うので、買う前に「何の音を直したいのか」を決めておくことが、いちばん値段に響くと考えています。クリック音やハムノイズが中心なら、公式の版比較で該当の機能がどの版にあるかを確かめてから選ぶと、無駄な出費を避けられます。

TOOLSこの記事に出てくるツール

  1. iZotope RX音声・マイク Windows・Mac録音した音声のノイズ除去や修復を行うソフトです。RX 12にはElements、Standard、Advancedの3つの版があり、含まれる機能が異なります。NEW有料。Elementsは$99、Standardは$399、Advancedは$1,399(米国ストア表示、2026年11月2日時点)
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